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【ウィスキー日記】カリレイ1984・1977 ”Wedding finish” @くりりんオリジナル

本日3月25日付で、30歳になったくりりんです。
もう若手ドリンカーとは言えないですね。
中学のとき、担任の先生が30歳になって「○○先生、祝・三十路」なんて黒板に書いたのが昨日のようです。
あぁ俺ももう三十路なんだよな。。。

30歳は”おじさん”か”お兄さん”の分かれ道。
気が付けば白髪もここ1年で相当増えました。
せめてお兄さんで居られるように、生活習慣諸々、気をつけたいと思います。

さて、今日はもうひとつイベントがあるんです。
それは結婚記念日。
昨年2013年3月25日の入籍から、早くも1年経ってしまいました。

そんな結婚記念の今日に飲むのは、このボトルしかないでしょう。

IMG_9225


カリレイ CAOLI RAY※
1984・1977 – 2013
”Wedding finish”
1400ml 55%

※以下2ボトルのバッティング。マイ樽(5L)で1日のマリッジ
SIGNATORY VINTAGE
CAOLILA 1984-2007 58.8%

THE WHISKY AGENSY
GLEN MORAY 1977-2012 51.8%

マイ樽は有明クーパレッジ製、アメリカンホワイトオーク樽。
かつて第2回ウスケバオフ会用に調達したもの。

IMG_5048


昨年開催した結婚パーティー会場にて、誓いの儀式として、参加者の前で妻と私、
お互いの生まれ年蒸留のボトルをマイ樽に注ぎ、マリッジしたもの。
ウィスキーバカな催しとは思いますが、ウィスキーが繋いだ縁なので、これもアリかなと。

シグナトリーのカリラはピート強めで燻したようなスモーキーさがあり、オーク香が薄かったためか、荒々しくもありました。
エージェンシーのマレイは、エージェンシーらしいオーク系フルーツ感がしっかりありますが、やや樽が強い印象もありました。

ぶっちゃけ適当に手持ちのボトルを使っただけの組み合わせですw
しかしながら、この2つの原酒のブレンドは、カリラの中間に無かった複雑さをマレイが補い、
強かったスモーキーさには徐々にマレイ由来のフルーツ香も混じって、まさにマリッジという出来。

参加者の大半はウィスキー繋がりだったんで、混ぜる際は色々思うところあったようですが、
会場での感想はブローラみたいで旨いと。総じて出来栄えにも満足いただけたようで何よりです。
(2本まるまる混ぜたのですが、会場でフリードリンクにしていたら残ったのは1本分でした。他にも10本くらい色々出していたんですがw)

 

今、1年間ボトルでなじませたモノを飲んでみると、ピートとフルーツ、オーク、松の樹皮、
パイプのようなスモーキーさ、ややアルコールもある。
力強い中に複雑さがあって、新樽の長期熟成の余市を思わせるような出来です。

必ず樽を使う必要は無いですが、バッティングって自分でも空き瓶やグラスで出来ますから、
こういう楽しみ方がもっとあっても良いと思います。

 

それでは今日はこの辺で。
三十路宣言と、思い出話ばかりで何の紹介にもなってないですが、日記ですから、こういうのも良いですよねw

これからも30歳になったくりりんと、結婚1年を迎えた我々夫婦を、よろしくお願いいたします。