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ダルモア Dalmore 20yo (43%, OB, 20th Anniversary Whiskyteca, +/-1978) c1978

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】非公開


【ファースト】: 濃い琥珀  ディスクは薄い   くすんだリンゴと梨   八つ橋系の香木感 蜂蜜  アルコール感強い   クレープの皮  シェリーの要素が、比較的早めに抑えられ、続いて干した麦・カスタード・ホットケーキの香りが台頭

【ミドル】: 角が立たず膨らむ印象   クッキー  カスタード  舌上で漂う  麦と巨峰が融合

【フィニッシュ】: 鼻抜け素晴らしい   ベタつきがない  軽くドライ  酸味の少ないショウガ 余韻に八つ橋系の香木感がかすかにある


ダルモア20年。E・ジャッコーネ氏が設立・運営したWhiskyteca 20周年記念ボトル。

ダルモアというとボディがさほど強くはなく、麦感も控えめで、捉え方によってはシェリーに押されているボトルが多い印象があって、バルヴェニーに代表的な「一貫したグレープジュース」様のシェリー感が出たものが大当たりだと思っていました。

さすがはジャッコーネ氏。50年代の充実した大麦も素晴らしく、本ボトルでは、濃厚過ぎないシェリーフレーバーが、あまり長い時間を置かず過ぎ去り、続いて「干した麦」「カスタード」「ホットケーキ」と麦由来の成分が見事に変化していきます。

惜しむべきなのかどうなのか、加水でなければどうだったのか。。。

ここまで開いた印象は得られなかったのかもしれません。