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グレンアラヒ Glenallachie 39yo 1971/2010 (51.2%, The Whisky Agency, “Perfect Dram”, 75cl)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】BAR飲みのため非公開

【ファースト】: やや薄い琥珀 煙 燻製 梨 青リンゴ 野菜を思わせる植物感 バナナの糖分 キウイ 高貴な酸味 塩  海藻  キクラゲ  海藻サラダ  ワカメ  貝類のダシ  砂

【ミドル】:ボディはアルコール感しっかり 輪郭がハッキリしている 煙  ヨード  ミント アップルパイ パイ生地 非常に複雑

【フィニッシュ】:返りしっかり 鼻抜けも素晴らしい リンゴやグレープフルーツの皮 ピート感が下支え マールのようなブドウの皮、杏、イチジクを漬けた酒のイメージ 時間と共にお茶の渋味


TWA パーフェクトドラムの1972 アラヒ。

テイスター同様、その熟成年数がイメージしづらいほど若々しい印象です。予想に反してとてもピーティーに感じます。

アラヒといえばアベラワーの姉妹蒸溜所で、1967年操業開始の若い蒸溜所。アベラワーと丘一つ隔てた立地であるものの、仕込み水はベンリネス山の泉から採っており異なります。

確かに分厚いボディのアベラワーにアラヒの繊細なトップノートを乗せたら、最高に親和性の高いヴァッテドが出来そうだなと思います。

難易度は高いと思いますが非常に複雑かつ個性的。本年2本目(現地リリーズは2010年12月27日)の認定ボトルとして推薦したいと思います。


【ファースト】:蜂蜜 ベッコウアメ リンゴ アプリコット 砂糖の甘み アルコール感は度数以上 時間と共にバニラの香り 日本の梨

【ミドル】:ボディは広がるイメージ 舌に染み込む 喉奥 口腔上部刺激 ライチ ザクロ やはり梨 少し煙感も 時間と共にチョコレート アーモンド ナッツ

【フィニッシュ】:鼻抜け優先 返りも十分  ややスパイシー:コショウ 唐辛子 焙煎されたコーヒー アーモンド チョコレート