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アードベッグ Ardbeg 27yo 1974/2001 (52.3%, DL Platinum, Japan, 224Bts)

【ファースト】:強烈な上面発香(++) サラミ(+) ソーセージ 生ハムメロン(++) 動物的脂肪酸 茶豆 アルコール感鋭い 大豆 焦がしたバター 舞茸(グアニル酸) イチジクの酸味

【ミドル】:ボディしっかり程よく固い印象 鉛筆 ヨード 動物性の脂 八つ橋(香木系) 焦げた麦感 クルミ 塊状の燻製 ピーナッツ 湿った木材

【フィニッシュ】:鼻抜け、返り共に素晴らしい(++) 八つ橋フレーバーの嚥下感 正露丸 塩キャラメル アーモンド 粒マスタード ミント 生ハムメロン ソーセージ 塩

これは強烈なアードベッグ。。。

1974年といえばOBプロヴナンスの蒸溜年であると同時に、「オールドタイプでピーティーなハウススタイル」が終焉したとも評価されているヴィンテージ。

以降急速にフロアモルティングの比率が低下し、77年には完全に停止されます。

樽はシェリー系。ピート感はフェノールというよりはベンゼン。八つ橋・香木系のフレーバーまで飛び交う複雑さですが、決して角が立つようなことはなく、気品の中にも強くて優しい表情が共存しています。

素晴らしい。。。

 

アードベッグ Ardbeg 25yo 1975/2001 (58%, John Milroy, Sherry butt)