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グレンドロナック Glendronach 34yo 1975/2009 (47.8%, DUN BHEAGAN, Cask#1704, 222 Bts.) 70CL Hogshead


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【短評】いちごのミルフィーユ 練乳 植物感 トロミがあって素晴らしいフレーバー


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:濃く赤い琥珀 ベリーベリー イチゴ イチゴのミルフィーユ クレープ 時間と共にチョコレート 練乳 植物感覚(草:クローバーや茎:フキノトウ) 時間と共に練乳 チョコレート これは素晴らしい

【ミドル】:ボディはやはりとろみがある しっかりイチゴジャム うわ~これはOB1972とほぼ同じ感覚 濃縮された蜂蜜 ミルクチョコレート クリーミー 絹

【フィニッシュ】:鼻抜け素晴らしい 風味はイチゴジャムか練乳イチゴのかき氷 返りもいい 渋みはあまり気にならない 時間と共にブルーベリージャムのよう


衝撃的なボトルに脱力してしまった。。。並行して飲んだグラントも同じようなベリーシェリー。

ふつふつと湧いてくる想像。。。

グレンドロナックは1972から更に進化をしていると思われます。それは独特な渋みへの何らかのアプローチ。

また、これまでの報道を総合して考えると、

ドロナック

【グレンドロナック復活宣言:シェリー樽への投資と新たな雇用】

約40年前、世界でトップ5に入る人気蒸留所であったグレンドロナック。

そのモルト界のセンターステージに戻るべく、グレンドロナックはシェリー樽に対しての投資、新たなブランドプロモーションを行っており、新たな雇用(現在30人、35人にまで増員予定)を生み出すと宣言。「これは小規模蒸留所の野心だよ」と。

「グ レンドロナックは現在最高品質のモルトを生み出している自信があり、投資をした新しいシェリー樽を中心に熟成を行っている。昨年は2万ボトル、今年は15 年熟成、18年熟成のような新しいリリースを加え、15万ボトルを売り、2014年までには25万ボトルを販売するまでに至る目標を設定している。」

「われわれは夢を追っている、世界で最高に素晴らしいモルトウイスキーを作って販売し、グレンドロナックをふさわしいポジションに戻すのだ。」とWalker氏コメントしています。

そしてご存知かとは思いますが近年史をもう一度見てみると。。。

1996年 操業中止

2002年 操業再開

2005年 蒸留所改修 石炭直火からスチームに

シーバスリーガルがオーナーに

2008 年 ベンリアック蒸溜所がオーナーに

2009年 12.15.18年熟成ボトルとともに限定ヴィンテージをリリース

うーん 十分に考えられる。「Hogshead?」

グレンドロナックは常に上質なシェリー樽とともに歩んできたと言っても過言ではないでしょう。

そしてこのダンビーガンのボトルについて思うことは。。。「Hogshead?」

1972よりも渋みが少ない。でもとってもベリーベリー。

これってむしろ美味しいんではないでしょうか。。。いや途中から進化したんですよね!?