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グレンタレット Glenturret 1976/1986 (58.7%, OB, frosted glass, 102.8° Proof)


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【短評】ナッツのようなフレーバーの見本


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:薄い琥珀  ノージングの時点で濃厚なミルクチョコレート感 アーモンド ココア アルコール感 花

【ミドル】:予想にたがわず甘さ 土感 麦感 リンゴの酸味 かすかな塩 植物 フローラル

【フィニッシュ】:しっかりとした鼻抜け 返り十分 リンゴ グレープフルーツ 塩 コショウ 味が混ざると生姜(しかし単体ごと分離しているよう) 確かに感じる植物 花


グレンタレット10年。OBで102.8Proofの1976/1986。

ナッツのようなフレーバーの見本のようです。

蒸留所でリキュールを発売しているのもうなづける感じで、活き活きとした10年カスクストレングスだと思います。

他にあってこれにないものを探すよりも、むしろ逆をいったほうが楽しい。食欲をそそるフレーバー。

【グレンタレット】は1717年ごろには密造としてウイスキー作りを営んでおり、自称スコットランド最古の蒸留所である。しかしながら現在のグレンタレッ トは同じネーミングの蒸留所としては2番目のもので、以前はホッシュという名前だった。ややこしい話だが1855年ごろ近くにあったグレンタレット蒸留所 が閉鎖し、1875年からホッシュ蒸留所がグレンタレットを名乗ることになる。1920年代に蒸留所自体は取り壊されたが、1959年ジェームズ・フェア リーによって再開。1963年に蒸留所で生まれ、ギネスブックにも記録されている猫「タウザー」は、23年間の生涯で28899匹のネズミを捕まえ存命中 から伝説となっていた。