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キャパドニック Caperdonich 37yo 1967/2005 (56.4%, Douglas Laing Platinum, rum finish, 133 Bts.)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】none


【ファースト】:やや薄い琥珀 甘い香り(すぐにラムとは感じない) ベリー イチゴジャム 生姜 甘草 これは素晴らしい クリーミー ざらめの砂糖 植物感(葉) ミント ややレモンも 

【ミドル】:ボディはしっかりしている 厚みを感じる 膨らむ 麦感は甘さとともに口腔全体に広がる お茶(タンニン系) やや煙い

【フィニッシュ】:返り、余韻充実 しっかり鼻抜ける パワフル 時間とともにバニラ バナナ パイナップル 粘性のある甘みに変化して行く ジャム感  


2010年1月27日

ラムフィニッシュである本ボトルは極上です。

率直にいうと「ラムフィニッシュなのに凄い」なのでしょう。個人的にこの1本でラムフィニッシュの可能性を前向きな心持ちになりました。

もしかしたら最初は樽をそのままリリースするには「何か気に掛かるフレーバー」が乗っていたのかもしれません。ラムフィニッシュによって「肉の下ごしらえ」のようにそのマイナスフレーバーが消え去ったのかもしれません。今は「それでいいじゃないか」と思えます。不思議なものです。

料理であれば「下ごしらえをしっかりしてある」というとプラスイメージで、モルトであれば変化を与えるものは限定的にしか認めない、寿司ネタのように素材にこだわる。。。

そんな流れですよね。

アランについて書かせてもらった時に「フィニッシュ(後熟)もののリリースは、元々のモルトのスタイルを周知してからの方がいいのではないか?」と申し上げました。

たしかにフィニッシュものを楽しむ前提は、

①その蒸溜所のモルトで(出来れば)同年代蒸留で「素晴らしいと思えるボトルに」出会っているかどうか?

②その蒸溜所の通常リリースする各樽において(シェリーならシェリー バーボンならバーボン)共通のイメージが思い浮かぶか?

をクリアしてから挑むというのがいいのかもしれません。そうでないと何が何だかハウススタイルが掴めず、混乱してしまう。。。

今回間をおかずに良質なキャパドニックを複数本試すことができました。

素晴らしかったです。ありがとうございました!