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ラフロイグ Laphroaig 15yo (43%, OB, red ’15’ on main label, screw cap, +/-1978) CINZANO, UNBLENDED ISLAY MALT

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:ブドウ(マスカット+種なしブドウ)(+) グレープジュース 八つ橋のヒント(+) 桃 プラム ライ麦パン ヨード 甘みと一体になった燻製感 リンゴ

【ミドル】:ボディは穏やかに広がる 煙感 焦げた麦 喉奥刺激  マスカットの程よい渋み  透明感のある甘み

【フィニッシュ】:返り、鼻抜け共にしっかり 杏 プラム 麦感程よい 煙感(+) 燻製 ヨード感は弱い 透明感のある甘み(+)  やはり八つ橋のヒント 湿った木材感 お茶の渋味


ラフロイグのOB、15年熟成。70年代後半流通で、ボトル前面の赤文字15年(Big Red Letter)が象徴的なデザインです。とても状態が良く、マスカットの渋さと種なしブドウの瑞々しいフレーバーが融合した高貴な香りに卒倒します。

ティーニニックのUDRボトルでも印象的な八つ橋も登場。。。香木的なニュアンスです。ピート感は煙・燻製感はしっかりしていますが、ヨードは前面に出てくることなく穏やか。

ラフロイグ蒸留所の経営権が、ベッシー・ウイリアムソンさんに移譲されたのが1954年。

本ボトルは70年代後半流通ですので、ベッシー体制以降の樽を中心に製造されたものと思われます。

その割にブドウのフレーバーがしっかりと感じられる内容で、意外とも取れるかもしれません。

そのブドウのフレーバーも以前のモーレンジと共通の透明かつ瑞々しい方向性。

文句なしに素晴らしいボトルです。


【ファースト】:蜂蜜 ベッコウアメ リンゴ アプリコット 砂糖の甘み アルコール感は度数以上 時間と共にバニラの香り 日本の梨

【ミドル】:ボディは広がるイメージ 舌に染み込む 喉奥 口腔上部刺激 ライチ ザクロ やはり梨 少し煙感も 時間と共にチョコレート アーモンド ナッツ

【フィニッシュ】:鼻抜け優先 返りも十分  ややスパイシー:コショウ 唐辛子 焙煎されたコーヒー アーモンド チョコレート