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ボウモア1993~2010 16年 59.9%/ザ・ウィスキーエージェンシー パーフェクトドラム


ボウモア1993~2010 16年 59.9% /ザ・ウィスキーエージェンシー パーフェクトドラム EXバーボンホッグスヘッド
ボウモア1993~2010 16年 59.9% /ザ・ウィスキーエージェンシー パーフェクトドラム EXバーボンホッグスヘッド
お世話になっているバーにこのボトルを差し上げて、1杯頂きました。

※開栓直後の1杯を1時間半程かけて飲みました。

色:薄いゴールド

香りと味:①、②、③、④は時系列。

①開栓直後:極めて鋭いアルコールで鼻が痛い。鼻がやられそうな位アルコールが感が強い。アルコールが若い印象。口に含むと鼻で感じたほどは、アルコールがヤンチャではないが、やはりパワーがある。適度にピーティ。少し潮気。やや甘い。この時点で、アルコールのパワフルさ以外は、ここ最近のボウモアのイメージからは、逸脱していない。

②5~10分経って少しアルコールが落ち着いてくると、香りの展開力を発揮し始める。バーボン樽(ホッグスヘッド)由来と思われるパイナップル香全開。やんわりマンゴー。微かにパッションフルーツが見え隠れ。開栓直後のキャンベルタウンロッホ10周年のボウモアに比べると、マンゴーの印象は薄い。米のもみがら。小麦粉。薄いカカオ。

③さらに時間が経っても、アルコールの力強さは健在。徐々にパイナップル香から、松の葉や針葉樹の新しい材木を切断した時の香りへ変化。小麦粉の様な穀物感が持続。

④加水すると、アルコール感と針葉樹を切断した時の香りが薄れ、小麦粉や甘さ控えめなクッキー的な穀物感が鮮明になる。
総評:個人的には、キャンベルタウンロッホ10周年のケイデンヘッドボウモア1993の方が、マンゴー感や心地よい程度に焦げた麦の甘みが感じられて(※そのボトルも開栓後の一杯目を頂いている)好み。

開栓直後の状態では、飲みづらい方もいらっしゃるかと思うので、ある程度、若干ボトルの量が減って、香りが開く待ったら若干飲みやすくなるかもしれない。展開力とポテンシャルは本物。言葉では表わしきれない、色んな香りと味の要素を持ち合わせており、その点は、極めて非凡だと言える。もう少し、時間をおいて、再チャレンジしたい。

ボウモア1993~2010 16年 59.9% / パーフェクトドラム

シングルモルトウィスキー党 byシングルモルト見習い