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【ウィスキー日記】タリスカー18年 45.8% 現行品

日曜日は、秩父ウィスキー祭りにも行かず都内某所でがっつり飲んだくれたくりりんです。
いやもう、飲み過ぎて最後は軽くトリップしてたと思いますね。
それでも記憶は失っていないので、翌日「あれー」という気持ちになるのですがw

その辺の詳細はフェイスブックにも書かせて貰ったので、
今日は純粋に酒の話で。

いきなりですが、というか今更ですが、ボトラーズが光らないです。
たまに光るボトルがあっても瞬殺転売、飲めるかコラw
この辺は主観、価値観、印象の話ではありますが、
オフィシャルに比べて昔ほど価格面のアドバンテージが無くなりましたし、
多様性や、何より純粋な「旨さ」、これらも弱い印象があります。

そうすると、普段の家飲みには安定を求めてオフィシャル回帰路線が自分の最近の流れ。
改めて飲みなおしてみると18年~25年クラスのオフィシャルって、バランス良い物作ってますし、
その蒸留所のキャラさえ分かっていれば、購入の際だいたい外さないんですよね。
自分の経済状況では恥ずかしながら1万、2万円出して冒険とかちょっと出来ません(笑)。

ボトラーズのシングルカスクに比べたら1杯の衝撃、わかりやすさは劣りますが、
1本抱えてしみじみ飲める、1杯と1本の尺度の違いがオフィシャルのメリットとして感じています。

今日はそんなオフィシャルで、仲間内で評価の高いタリスカー。

IMG_8864

タリスカー18年
TALISKER
現行品
45.8% 700ml

レモングラス、イグサ、湿った木、酸味と植物質徐々に柔らかいスモーキーさを感じるアロマ。
柔らかい口当たりで、甘みの少ないベリー、中間からナッツ、土っぽいピート、いりこ。
フィニッシュはスモーキーで舌先に僅かなスパイスを伴う。
全体的にバランスが取れており、他の蒸留所にはない個性あるフレーバーも堪能できる。


フルーティーさが売り?の一つであるオフィシャルタリスカーの18年。
10年に比べるとバランスが良くなっており、ストレートで十分楽しめる味わいに仕上がっています。
10年、18年、25年、そしてストームなど一連のシリーズで共通するフレーバーもあり、
統一感というか一本スジが通った蒸留所だなと感じます。

 

ただ、個人的な好みとして、この共通するフレーバーに当たる、
酸味、そして”いりこ”や”イグサ”を連想させるピート由来とおぼしき雑味というか苦みは、
あまり好みではないため、周囲の人が言うほどフルーティーさをこのボトルには感じないんですよね。

甘みも多少感じるんですが、糖蜜を薄くのばしたような印象で、
実はタリスカーはそこまで自信を持ってプッシュ出来ないわけで。。。
なので、このボトルを好みと公言しているダークサイド銀牙さんとか、リア充まっしぐらガースーあたりの、
テイスティングノート見てみたいなぁとか思ったり。

 

まぁ好みの問題はさておき、上述の通りバランスは良いと思います。
今のタリスカーが持つ個性はしっかり感じられるので、その他の蒸留所も含め、
現行ラインナップの中で自分にマッチするボトルを探すのも面白いと思います。

では、今夜はこの辺で。