クライネリッシュ Clynelish 1983-2007 WHISKY MAGAZINE ”A macho experience” No.26.52 リフィルホグスヘッド カスクナンバー2582 55.4度

 

タケモトカツヒコ


タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】89pts


 

ファースト:薄い琥珀 乳酸 麦感すばらしい 練乳 ホワイトチョコレート クッキーはかなり濃厚なもの 甘酒 

 

ミドル:ボディは広がっていくというより輪郭はっきりな層状の膨張 アルコール感 明確な塩(粒は小さいが多量) フェノールはややアイラ寄り

 

フィニッシュ:返り 鼻抜け共に十分 案外ドライ 切れ上がる ヨード 乳酸 この感覚は昨年(2008)のアイラフェスティバルのボウモア12y OBと同じだ。


2009年9月11日

酸とヨード感、ボディの膨張を兼ね備えた、なんとクライネリッシュ。狙ったのか。。。透明性とは間逆の位置にいる。香りが秀逸。当初は練乳感、時間と共に麦感が増してきてヨードが覆いだす。

(2012.05.26)

今考えてみると、このヨーグルト感というのは、60-70年代流通のタムデューに何本も出てきていて、それが83年蒸留、2007年詰めの本ボトルにも出てきているというのは非常に興味深いです。

樽次第なのか、なにか偶発的要素が大きいのか。

今からこういったタイプのボトリングがされたら飛びつきます間違いなく。

80年代のクライネリッシュ。ソサエティからもリリース待ってます。