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アベラワー Aberlour 12 yo ‘VOHM’ (43%, OB, Cognac-shaped bottle, 80’s)


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
[opentasting]

タケモトカツヒコ (プロフィール


【短評】有名なアベラワーコニャックシェイプボトル 杏 レーズン 濃厚な香り まさしくコニャック


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:濃い琥珀 杏(+) レーズン(+) イチジク(++) 焦げた麦感 シロップの甘さ ダークラム コニャック

【ミドル】:ボディはしっかりしている 度数以上の厚み ビターチョコレート 輪郭はっきり ザラメ砂糖

【フィニッシュ】:返り優先 チョコレート 杏 焦げた麦 チョコレート 時間と共に透明感が出てくる
若干の胡椒も


三宮にて。

VOHMの表記は「VERY OLD HIGHLAND MALT」の略とのこと。

シェリー樽表記かと思われましたが、裏ラベルではオークカスクに留まっています。

濃厚な香りから連想するよりも、たしかにスムースな印象で、フィニッシュはさほど後を引く感じではありません。

アベラワーもまたグレンリベットを表記していた蒸溜所ですが、裏ラベルには

「ハイランド地方の有名な”グレンリベット地域”に存在するアベラワーは、スコットランドで最も古い蒸溜所の一つです。」との記載が。

単にスペイサイドという呼称ではなく、グレンリベットエリアという捉え方をしているんだなと、感慨深い文言です。

アベラワーは現在ぺルノリカール傘下で、実在するグレンリベット蒸溜所とはグループ関係。

熟成庫でバグパイプを酒に聴かせるというエピソードでも有名です。