注目キーワード
  1. Bowmore
  2. 1966
  3. Samaroli
  4. Sestante
  5. Intertrade

グレングラント Glen Grant 38yo (70proof, G&M Licensed bottling, 26 2/3 FL.OZS) Wine and Sprit Merchants Elgin表記

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

[opentasting]


タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開

【短評】 至福。こういうボトルを飲んでしまうとウイスキーに対する概念を再度シャッフルされてしまう。一体何が同じで何が違うのか、再現は不可能なのか? 加水にもヒントがありそう? 偉大すぎるグラント。


【ファースト】:卒倒 濃い琥珀 重み 干したブドウ 液面上方向への発香、度数以上 力強い 干し柿 焦がしたリンゴ ホットケーキミックス クッキー感 パイ生地 時間とともに黒酢、かすかなメロン 

【ミドル】:ボディは広がるというよりは重みをもって沈んでいくよう ザラメの砂糖 喉奥刺激 褐色の絹のような液体感(褒め言葉として)

【フィニッシュ】:舌にしみこむ 返りはむしろ端麗な印象(これが不思議)後味が軽い 渋み 苦み ブドウ 返り優位 甘みが舌をコーティング 穏やかに鼻抜ける


きゃずさんのところで触れられていたのを発見。以前の記事をこちらへ移植してきました。

グラント38年 70proof 26 2/3 FL.OZS Wine and Sprit Merchants Elgin表記。1970年代詰め(同年代に緑色ボトルもあるようです)。

80年代後期~90年代詰めにも38年ボトルがあります。

グレングラント Glen Grant 1949 38yo (40%, G&M Licensed bottling for Sestante, 75cl)

【参考】80年代後期~90年代詰めの他リリース (いずれも40%表記)

グレングラント Glen Grant 45yo (40%, G&M Licensed bottling, 75cl)

グレングラント Glen Grant 33yo (40%, G&M Licensed bottling, 75cl)

—-ここから移植記事—-

先日、さらっとUPしてしまったグレングラント。 たしかに私も「あれってまさか。。。。」とは思ったのですが!!!!

!!!

Copyright © 双葉社 古谷三敏

実物でした。。。

70年代流通と思われる70Proof 26 2/3FL.OZS.表示の本ボトル。

38年前といえば第二次世界大戦(1939-1945)のまさに 戦前・戦中。

とにかく蒸留された樽が限りなく稀少な時期だったわけです。

単行本2巻においてレモンハートのマスターはこの写真を見ると、譲ってもらうべくスコットランドはダフタウンの酒屋へ。

熱心に交渉し成立した瞬間、その場で開栓。酒屋の店主とともに感動を分かち合います。

そして今回のボトルこそが正真正銘、レモンのマスターを涙させた「グレングラント38年」の実物。

同作品に掲載された中でも最稀少ボトルでしょう。キングス・ランサムは比較的入手が容易になりました。

飲むと一発でわかります。。。シェリーの絹のようでした。。。ありがとうございました(涙)