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タムナブリン Tamnavulin 32yo (45%, OB, The Stillman’s Dram, btl no. 00268, 00’s)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開


 【ファースト】:濃い琥珀 クッキー  カスタード   とてもオイリー  軽くカスタードプリン

【ミドル】:濃厚なシェリー層に若干押され気味のボディ 植物(竹?) レモン ピート感は燻製 レザー 肉系 

【フィニッシュ】:返り、鼻抜け共に穏やか 角が立っていない 深く、オイリーなシェリーに覆われ続ける


Blairfindy1号2号さんが25年の記事をUPして頂けたので、連携でこの1本を。

とても厚みがあり、濃厚で、オイリーなシェリー層。ボディはややこの層に押され気味ながらも、奥から動物的脂肪酸。肉の塊、燻製されたやはり肉系+ヨードも多少感じ取ることができます。

正直な話、自分がウイスキーのボトルを買い始めた頃、初めての鬼門となったのがタムナブリン10年のOB(90年代中期流通)。植物質満載で、青っぽいサトウキビ的な甘さ。野菜が大好きな方ならハマるのかもしれませんが、この加水ラムのようなフレーバーに馴染めませんでした。

しかし、今回のボトルはまさにオールドスタイル。樽負けとかいう言葉では結論づけられない魅力がある1本です。

タムナブリンのThe Stillman’s Dramは1985年に1968黒ラベル、1986年に1967の赤ラベルがリリースされています。(1970年蒸溜も赤ラベルのようです。)

蒸溜年記載のないものでは21,22,24,25,27,28,29、30、32、33、35年熟成品が確認できました。

確認できなかった熟成年も存在するのかどうか。。。