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グレンファークラス Glenfarclas 1966/2005 (44.4%, Duncan Taylor, C#3333, 30/228 Bts.) PRIVATE BOTTLING “Speyside Region No.1”

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開


【ファースト】:琥珀 干し柿 ドライフルーツ(オレンジ) プルーン パイナップル グレープフルーツの皮 蒟蒻 オイスターソース ホットケーキ ローズ 渋み(+)

【ミドル】:ボディは厚みがあり広がる 草 茎 植物感豊富 洋ナシの甘み ナッツ アーモンド

【フィニッシュ】:返り、鼻抜け共に良好 唐辛子の辛味は角が立っていない 胡椒 粒マスタード 焦げ~香ばしい麦感 ピーナッツ


ウイスクイーさん経由で流通したためご存じの方も多いかと思われますが、ダンカンテイラーからグレンファークラスがボトリングされることは極めて異例なことでしょう。。。

最近でも何処かでプライベートで詰められているのかどうか、市場ではあまり見かけないレアな緑色ラベルです。

中身はグレンファークラスのバーボン樽。。。(ボトル記載なし)

香りは通常のボトルで感じられるオレンジの他にも干し柿やプルーン、パイナップルと豊富な果実感。

ボディは40年近い長熟にして驚くほどグラッシーで、厚みも広がりもさすがです。

全体的にバランスが良く角が立つところがありません。

1968マッカランのバーボン樽同様、フィニッシュは予想以上にスパイシー。

渋みは焦げた麦や木材由来の印象。

当時のハウススタイルに思いを馳せる意味でも非常に興味深い1本。とても勉強になりました。