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【新着】羽生 57.7% イチローズモルト・カード ”JOKER”

昨日はガースー宅でボトル持ち寄って家飲み。
なんだかんだ3ヶ月ぶりくらいに会ったけど、心境の変化かイケメン度に磨きがかかっていた。
まったく、浮かれやがってよww

ガースー宅ではブラインドも交えつつ、色々飲んできたわけですが、
やっぱりこのボトルは飲まないわけにはいかないでしょう、前回のボトルはモノクロですしジャストタイミング。

 

IMG_9351 IMG_9353

羽生
Between 1985 and 2000 ~ 2014
(1985,1986,1988,1990,1991,2000)
イチローズモルト カードシリーズ
ジョーカー
700ml 57.7%

スコア:69点
※ストレートでの評価、スコアリングの基準はプロフィールページを参照。

ややドライでおとなしいが、複雑さのあるアロマ。ツンとしたアルコール感。
松の木、メンソール、キャラメル、微かにリンゴのような香りもある。
口当たりはアルコール感が強く、スパイシーでほどよくウッディー。
中間がつぶれている感もあり、メローな甘さと余市や羽生に共通する独特の樽香があるが、
度数とアルコール感の割りに主張はそこまで強くない。キャラメル、黒土、アプリコット、
フィニッシュはスパイシーでビター、うっすらとシロップの甘み。

ボトルの出来としてはそれなりで、羽生らしさも感じられるボトルであるが、
フレーバーの主張、複雑さがもう一押し前で開いてほしかった。


 

スコアリング、復活。
まず触れるのはそこか、という話ですが重要なことなので。
昨日、西方面の御大S氏からの伝言として
「ごちゃごちゃ言ってないで、うまいんかまずいかはっきりせんかい」
とのお言葉を頂き、ちょうど自分の中でもつけたほうが良いよなと考えていたので、今後はつけることにしました。

スコアリングとしてどの方式を採用するか、悩みましたがここは思いっきり主観の点数制(100点満点)でいきます。
数点程度の違いはその日の体調、気分で変わるでしょうが、
10点刻みに壁を作って10段階評価のもうちょっと突っ込んだ版、みたいなイメージ。
60点以上であれば「まぁまぁ」、70点以上であれば「なかなか旨い」、
80点以上であれば「旨い」、90点以上は「神」、こんな感じで。
(後日プロフィールページを更新して詳細にまとめなおします。)

”ストレートでの採点”としているのは、それが一番旨いからなんてナンセンスなことを言うつもりはなく、
加水など個人で手を入れた状態は、条件の違いなどから共通になりえないからです。
そのため、あくまでストレートで採点し、他に旨い飲み方があればそれはそれで紹介していきます。

 

さて、今回のボトルですが、先日紹介したJOKERモノクロームの姉妹ボトル。
複数年バッティングのバッテッドモルト、シェリー、バーボン、ブランデー、パンチョン、チビタル・・・などなど、
様々な樽で熟成された原酒が使用されているという話。
リリースは3690本と多いですが、これももう話題沸騰即完売状態の人気ボトルですね。
以前テレ東で秩父の特集をやったとき、イチローさんが試作していたブレンドはこれだったのか?

話題性、レア度からすれば「スコアが低いだろ!」という異論もありそうです。
これについては純粋に中身の評価として、羽生らしさや自分好みの要素もあるんですが、
度数の割りに主張が薄く、可もなく不可もなくという構成に加え、
JOKERというカードの存在感や、カードシリーズのラストボトルとして考えても、もう一押しがほしい・・・。
なのでギリギリ70点台に届かない、69点としました。
(ボトルは開封してから1週間程度経過のモノです。時間経過でより開くかもしれません。)

ではその他の飲み方はどうか、これについてはハイボール、旨いです。

 

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「「こいつはハイボーラーだぜ!!」」

スムーズな口当たりから、盛り上がるココアとチョコレートの旨味、炭酸との相性もなかなか良い。
少し濃い目の配合で、飲んだ3人ともストレートより高評価。
ハイボーラー認定をして即つぶやくガースーw

機会があれば是非ハイボールも試してみてください。