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グレンフレイザー(ロイヤルブラックラ) GlenFraser(Royal Brackla) 1956 (49.9%,G&M,”cask”, white label)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】: 濃い  赤みを帯びた琥珀   焦げている  煮詰めたイチジク  アルコール感   タンス  樟脳   酢酸   黒酢

【ミドル】: 据えた杏   レーズン  厚みはほどほど 木材感

【フィニッシュ】: 鼻抜けしっかり   シシトウの辛さ


グレンフレイザー1956


中身はほぼ間違いなくロイヤルブラックラだと思われます。

・Inverness、Strathnairnの地名表記。

・ロイヤルブラックラの創設は1812年、”Captain” William Fraserによるものであること。

飲んだ印象としても、ボディの広がり方や奥から柑橘系が出てこない所で、著名なF蒸溜所2つとは違うかなと思いました。(最近開けたG&M for Intertradeボトルにも共通の要素が。。。)


ただ、G&Mはロイヤルブラックラの名を冠した(例えばコニッサーズチョイス)リリースを活発に行なっていて、その点「当ボトル」では、なぜこの名称を用いる必要があったのか気になる所ではあります。

ストラスアイラ/グレンキースあたりにもあった実験的要素が含まれていたのかもしれません。

また、G&M社独占供給品としてオーダーされたものだった可能性もあるのではないかと思います(または入手後自社樽への詰替え)。その理由としてといいますか、グレンフレイザーは8年熟成で、G&M社から(最近でも)継続してリリースされています。

シェリーの出方は、まさしくG&M社伝統のフレーバーですね。