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ロングロウ Longrow 1987/1996 (46%, Kirsch Import, cask #118, 360btls)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開


【ファースト】:薄い琥珀  ヨード強い  乳酸  グレープフルーツの皮  時間と共に単シロップ系の甘さ ヨーグルト

【ミドル】:植物感は葉っぱ  オイリーな層 ボディは比較的輪郭がある とてもナチュラルで、飾り気のない印象   

【フィニッシュ】:舌上に残る  焦げている麦感  煙っぽい 岩塩


ドイツ、キルシュ・インポートのロングロウ1987。

ラベルに表記はありませんが、発売年から96年詰めと言われている1本です。

極めてナチュラルというべきか、自然味にあふれた内容で、ややニューポッド質な部分も見え隠れします。

1987年蒸溜のロングロウといえば、サマローリが大人買いした樽から複数リリースが有りましたが、何よりの特徴は「乳酸感」。

本ボトルもそれは共通していて、ヨードは明確に強めです。

サマローリがFragments of Scotlandで87/88、Ageing Monographyで87/89の18ヶ月をリリースした後は、1999年から2000年にかけてストックを放出しましたが、確かにもう少し熟成年数を経ると芯が出てくるのかなという印象。

それでもマニアックにいうと、エイジングの過程を味わえて確認できるということは、とても大きな意義があると思います。

他にシグナトリも1987/1995、1987/1996の8年熟成をリリースしています。