香りは干草と麦の香ばしい香り。味に少しのオレンジやチョコのニュアンスはあるものの、甘いと感じるほどではない。はっきりとスパイシー、渋み、ほんの少しスモーキー、焼きすぎた牛肉を思わせる。線香花火のあの香りが見え隠れ。ボディは軽く、輪郭は細め。終始「草っぽい」感じがして、どんな感じかと想像してみると、新緑でいっぱいの草原が頭をよぎりました。熟成感、複雑味、フィニッシュの長さから、12年という熟成表記がぴったり合っていると感じます(妥当だと思います)
飲みながら、「長野といえばなんだろう。。。」と考えていたら、一番最初に浮かんだのが野沢菜。そうしたらウイスキーが次第に野沢菜の味になってきて、大袈裟に言うと野沢菜にしか思えなくなってしまい、最終的には「野沢菜と一緒に飲んだら絶対美味い!」というところに着地しました(笑)
4月17日に友人達と軽井沢蒸留所見学に行ってきますが、これはもう現地で本場の野沢菜を調達しなければいけないようです(笑)