注目キーワード
  1. Bowmore
  2. 1966
  3. Samaroli
  4. Sestante
  5. Intertrade

タリスカー Talisker 12yo (43%, OB, Gold screw cap, ‘The Golden Spirit of the Isle of Skye’ , Johnnie Walker Label, +/-1980)


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
[opentasting]

タケモトカツヒコ (プロフィール


【短評】トラディショナルと同じベクトル上にある60年代のタリスカーらしい、レザー・煙・燻製・シェリー感 どこにも角が立つことなくバランスの良い高貴な印象 果実のフレーバーも


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:高貴 据えた香り(++) レザー(なめし皮)(++) ビワ アセロラ プラム アメリカンチェリー 香りの広がり方が素晴らしい 活き活きとしている

【ミドル】:ボディはしっかり分厚い(+) 煙(+) 燻製(+) 焦げた麦 ミルクコーヒー アップルパイ プラム

【フィニッシュ】:鼻抜け優先(+) 返りも良好 余韻長い 焦げた麦感  煙 燻製 アーモンド ミルクコーヒー やはりアップルパイ(+) ややオイリーさ 塩気はさほど強くはない スパイシーさにも角はない


有名なタリスカー通称「ジョニーウォーカーラベル」。ストライディングマンのロゴが印象的。

トラディショナルと同じベクトル上にある60年代のタリスカーらしい、レザー・煙・燻製・シェリー感。

どこにも角が立つことなくバランスの良い高貴な印象です。しっかり果実のフレーバーも乗っています。

これが50年代ボトルだともっとパイナップルやマンゴーっぽい南国果実感を持つものもあったのですが、なかなか最近出会う機会がありません。

カスクストレングスでのリリースが多くなったということもあるとおもいますが、近年ボトルの方がより荒々しさが増し、塩気や燻製感が強いなと再認識しました。

一方加水されていても本ボトルはボディの分厚さで負けていません。これは凄いことです。

活き活きしていて空間的な香りの広がりも素晴らしいタリスカー。至福。