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グレンモール Glen Mhor 1966/2010 (45%, Gordon & MacPhail, Private Collection, C#3687) REFILL SHERRY HOGSHEAD

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開


【ファースト】:濃い琥珀 卒倒 爆発的な「煙」(+++) 煙の奥からブドウ 杏 木材感 リンドウ系の独特な植物感 松ヤニ 樹脂系のオイリーさ

【ミドル】:爆発的な煙と共に、瞬発力があるように感じられるボディ(++) 麦感は焦げている すでにドライな印象 シロップ系の甘さ ベタつきは全くない

【フィニッシュ】:鼻抜け優先 返りもしっかりしていて、度数以上のパワーがある(++) 煙が落ち着くと、焦げた麦 チョコレート 焙煎された珈琲豆 動物的脂肪酸 レザー 燻製深いサラミ 生ハム ソーセージ 複雑なフレーバー要素が余韻でようやく現れる


グレンモール(ヴォー) 1966/2010。

最近割と落ち着いたグレンモールを飲む機会が多かったので(シグナトリ・シークレットスティル等)、このボトルにはやられました。。。

バー・メトロ向けの67にも確かにあった、このシェリーの奥から炸裂する「煙」。本ボトルではフィニッシュに至るまで「塊」というべきか「火の玉が飛んで来る」かのように感じます。

爆発してます。

古くウイスキーを書物で広めた人たちの多くが、グレンモールの大ファンだったことが分かる気がします。

圧倒的な個性。危険スレスレのバランス。それを覆うシェリーの高貴なコーティング。ここを評価すれば、今年飲んだニューリリースの中では間違いなくトップクラス。