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【ウィスキー日記】ブルーハンガー9th 45.8% @ボトラーズフェス2014

4月1日、昨日はエイプリルフールでした。
エイプリルフールということで、まぁそこかしこでいろんな”試み”があったわけですが、
やはり世の中には、エイプリルフールという免罪符があったとしても、
約束事を反故にしたり、不快感を与えるようなことは求められていないのだと、
どうせつくなら楽しい、面白いウソでありたいです。

こうしてネタを考えいると、毎年何もぶっ込まないまま、4月1日が終わっているわけなんですがw

さて、今夜は引き続きニューリリース情報いきましょう。

 

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ブルーハンガー
Blue Hanger
9th Limited Release
700ml 45.8%

キーモルト:ブナハーブン(ヘビーピーテッド)、クライヌリッシュ、グレンエルギン、リンクウッド。

鋭さを感じる香り、ピーティー、シトラス、メンソール、奥には焦げたような印象もある。
口当たりはアイラモルトを彷彿とさせるピーティーさが全体にあって支配的、
いぶした麦、塩素、レモンピール、うっすらとビワのような甘さもある。スパイシーなフィニッシュ。


BBR社がリリースしているブレンデットモルトの第9弾ニューリリース。
ご大層にもフェス中は2回に時間を分け、わざわざ告知しての試飲を展開していました。
キーモルトを知らなければ、カリラやアードベックを使ってきたような印象を受ける構成です。
(あれ?この前見たのは6thだったような気がしたんですが、7th、8thは日本に入ったんでしょうか。)

このシリーズの特徴・・・を語れるほど飲んだ記憶は無いんですが、
4th、5th、6thかな、飲んだのは、まぁどれもなんというか”シェリー”なんです。
それも、個人的な印象ではあまり良いとは言えないシェリー感。そりゃ上述のリリースで使われていたのは、
モートラックやブナハーブンあたりのシェリーですから・・・特徴的ですよね。

で、7、8、と経験のなかったところに、9thです。
今回はこれまでの「シェリー系」からばっさりと離脱、使ったブナハーブンも比較的若いピーテッドとあって、
全体的に若さというか、荒さのあるバッテッドに仕上がっています。

これをどう受け止めるか、味的には大きく方針転換しているため、好みが分かれそうです。

ちなみに自分は「ナシ」とは言いませんが、積極的にこのボトルである必要性は感じないですね。
飲むならハイボールで、かなぁ。