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第2回SBT ボトルB評価

 

第2回ストイックブラインドテイスティング
bottle B
出題者:ガースー

 

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テイスター:あだも

コメント:
印象はオーソドックスにまとまっているシェリー樽熟成モルト
少しチョコ、アルコール感、ほんのりオレンジと木材、苦みのないスパイス、
加水でクリーミーさとバニラがほんのりわきたつ。
硫黄などシェリーのマイナスはなし。 えぐみも目立たず
体感アルコールは50%くらい。

大きな個性は見いだせなかったが、うまくまとまってるのが個性?スペイサイドかハイランドのイメージ。どこでしょう?苦肉の策で、シェリー樽系でオーソドックスでおいしそうなのをだせるとこって考えると、飲んでないけどドロナックの18年とか21年とかこんな味しないかな?まったくのんでないが最近のマッカランとかブナハーブンどんな味するんだろう・・・と思いながら飲んでました。

点数:86
蒸留:80~90年代の20年もの
予想蒸留所: ①ドロナック ②ファークラス
理想価格:8000円

 

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テイスター:くりりん

予想蒸溜所:ベンリアック、モートラック
蒸留年:1995年前後
熟成年数:15年前後
樽:シェリー(リフィルとバットのバッティング)
度数:46%
点数:78
理想価格:6000

香り:ナッツ、焼いた食パン、蝋燭、木製の家具、微かに椎茸、近年詰めと思しきシェリー感の裏に、レーズンの果肉や梅、杏のフレーバーを感じる。グラスに注いで時間を置くと徐々にこなれてきて、多層的というほどではないが、馥郁とした甘い香りに、酒質の良さを垣間見ることができる。半面、樽が酒質を活かしきれていないのが残念。

味:レーズンチョコレート、クラッカー、カラメルソース。シェリーのあとから麦感も感じられる。
シェリー感はそれほど濃く無く、白木のような樽、木材感も。スパイス感もないため何の抵抗もなく楽しむことができる。
余韻は樽由来のビター感が喉奥に、タンニンはそれほどなく、ややまったりとした甘さを感じる余韻。

総評:バッティングでオフィシャル系列にラインナップされていそうな印象を感じるフレーバー構成。
シェリーが前面にあるが、その裏には酒質由来と思えるフレーバーがあり、ただただ一本槍なモルトではないところは好感が持てるものの、その酒質を樽が活かしきれていない印象があり、個人的には蒸溜所側に”喝”を入れたい。
しかし、値段的なところがわからないため、3000円、4000円クラスであればその評価は逆転する。
実はコストパフォーマンスに優れているボトルなのかもしれない。これは正解を楽しみにしたいところ。

蒸溜所絞込みの際のキーポイントは、上面にどっしりとシェリー感がのりつつ、麦系の味わいが裏から出てくるところ、そして味ほど色にシェリーの濃さが出ていないところにあるのかなと思う。
当初中間のまったりした印象から、モートラック、グレンファークラスというイメージが強かったが、シェリーの裏にあるフレーバーから、ベンリアックの近年詰めシェリーもありえるかなと推測。
麦感としてはインペリアル、クライゲラヒ、オード等の該当もあり、なかなか悩まされる結果となった。

 

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テイスター:goblin

・香り
ナッツ、スパニッシュオークシェリー?カカオ、チョコ

・味
膨らむボディ、味は香りのとおり、ナッツ、チョコ、オレンジその後で徐々に木感が出てくる。ハーブと土っぽさも感じる

・余韻
木感と多少の苦味と渋みがあるが綺麗に纏まっている。舌の上からすっと消えていく

・蒸留所
①  グレンファークラス
②  モートラック

・熟成年数:12年
・点数:83
・理想価格:8000円

・コメント
加水でオールドのスタンダード?飲み疲れしない。

 

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テイスター:タケモトカツヒコ

【ファースト】やや濃い琥珀 ディスクはやや薄い 赤みを感じる葡萄 ジャパニーズウイスキーらしいアーシーさ(土っぽさ)と胡麻 わりとシンプルな香り 時間経過でキャラメル、チョコレートに変化

【ミドル】ボディは輪郭は丸く、舌上の第一印象は葡萄融合の「甘さ」シェリーまたは、フィニッシュ系の樽使いで全体を包み込んでいるよう
層は縦重ねではなく、バームクーヘン的円層状 染みこむ ボトムは決して強くない

【フィニッシュ】返りやや優先 度数はさほど高く感じない スパイス感は唐辛子系で、苦味や樽の渋さは感じない 口腔上部に刺激が集中する

【その他】
・パヒュ要素皆無
・据えてはいない
・ピーティーさと言う点では、強くはないが余韻に確かにある
・自分の思う軽井沢ほどエグくない

【頭をよぎった蒸溜所】
・余市
・白州
・軽井沢

【アルコール度数】40度台
【熟成年数】15年程度
【87pts】
【20000円】
予想蒸溜所 余市
蒸留年代 1995前後
瓶詰年 2005年以降
樽 シェリー(後熟的)
OB/ボトラー OB

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テイスター:T.Matsuki

・香り
80年代シェリーにある若干のサルファリーと醤油感、
もっさりと甘い香り、黒糖、アプリコットジャム、煮詰めた紅茶、
やや若さを感じるライ麦パンのようなモルティ、奥にはかすかにピートも感じる。

・味わい
飲んでもまったりと黒糖のように甘い、ミーティで欧米で好まれそうな味、醤油、
ハイストレングスのスパイシー、ライ麦パン、うまみ成分は濃い。
まったり甘い余韻は結構長め。ミディアム~フルボディ。

・総評
若干のサルファリーや醤油っぽさがあり、自分の得意なタイプではないが、
旨みは濃く結構美味しいと思う。
香りより飲んだ方が好印象。ミーティで飲み応えがある。
若いニュアンスもありそこまでの熟成感はないのだが、樽の強さでうまくまとめた印象がある。

樽が結構強く、予想は難しい。
スコッチならモートラックやファークラスの80年代シェリー樽あたりだろうか。
サルファリーを減らすと信濃屋の1991ファークラスに近い印象になる気がする。
ジャパニーズの可能性も考えられ、かすかに感じるピートやミーティな感じも踏まえ軽井沢も疑わしい。

このチョイスはガースーさんか2chの人さんの気がする。

【Good】

予想蒸留所:①モートラック、②グレンファークラス、③軽井沢
蒸留年:1988年
熟成年数:20年
度数:56%
点数:80
カスクタイプ:シェリーバット
妥当な価格:8000円

 

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テイスター:2chの人

香り
シェリーのような香りだがバッティングっぽい。梅、純米日本酒。生木の香り。
甘酸っぱい香り。微妙に古き良きシェリーのベッコウ飴。


すっきり。少しエグ渋があるがアクセントとなりとても良い。

余韻
すっきり。べたつかない。

総評
最初の香りで梅を連想してしまって他が見えなくなってしまった。
梅っぽいモルトは飲んだことありません。
1950~1960前半のシェリー香を感じるのですが
最近のバッティングの匠の技のようにも感じる。
純米日本酒や木の香りのような日本的な香りが好みです。
余韻はゆるい系なので、何杯か飲むときに途中に組み入れると落ち着ける系。
このゆるさからグラッソー、アベラワーを連想するけど
香りに梅っぽさがあるこれらは知らない。

予想
点数 : 85点(香りが面白い!)
蒸留所 : ブレンディッド
カスク : バッティング
蒸留年/成熟年 : 1950~1965/10 オールドボトル?
度数 : 40度
ボトラーズ : 不明
希望価格 : 5000円

正直、さっぱり分かりませんw
このような香りのウイスキーは初めて飲みました。
このボトルちょっと欲しいかも。最近のだといいなー。

 

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りはアルコール強め、フローラル、素晴らしいバランス、奥にはちみつ、
味は甘い、酸味、素晴らしいバランス、アルコール適度、麦感ある、シェリーとバーボンのヴァッティングじゃないか?、少し不思議なフルーツ感が…桃感?

「蒸留所」
ボトル指定でバルヴェニー TUN1401
次点でベンリアック、トマーティン

「蒸留年」
多分ヴァッティング

「熟成年数」
多分ヴァッティング

「点数( whiskylink方式)」
95

「妥当だと思うボトルの価格」
15000円

アルコール度数
50度

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テイスター:ST

・アロマ
熟れたフルーツ、妖艶。色っぽくそそられる。誘われているようでセクシー。
刺激的な香りの中に甘さがあり、エロい。
時間が起つにつれておとなしく、年相応?になる。

・フレーバー
程よくオイリー。香りから爆発的に広がる味を想像したが思いの外大人しいと言うかしおらしい。アルコール度数は45~55%か。ややメイプルシロップ。口に含んだ感じはフルーツよりか糖蜜。少し枯れた、加水されたシェリーの感じがする。スペイサイド。

蒸留所・ロングモーン
蒸留年・ 1970後半~1980前半
熟成年数・18~25年
アルコール度数・45~48%
樽の種類・シェリー
点数・86
妥当だと思う価格・23000

 

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テイスター:大島

『テイスティングノート』
色はアンバー。
べっこうあめの香り。
ほこりをかぶったフルーツ。
カラメル、ドライな麦芽の酵母。
苦み酸味は少ない。
アフターには少しのフルーツ。

『蒸留所』
1.グレンリベット
2.グレングラント

『蒸留年』90年前後

『熟成年数』20年前後

『点数』84点

『妥当だと思う価格』8,500円

『総合評価』
2回目のテイスティングの時にメモを取り忘れたので、少し曖昧。
一番よくある味のように感じました。

『樽の種類』リフィルシェリーホグスヘッド?

『アルコール度数』50度前後。

『その蒸留所を選んだ理由』
直感ではグレンリベット。
スペイサイドでモルティなものといえばグレングラント。
最初にテイスティングしたので、量の配分を間違えました(笑)

このタイプのものの中に蒸留所毎の個性を明確に感じれるようになりたいです。

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テイスター:がんちゃん

アロマ:りんご・黄桃・トフィ・はちみつ・若干のエステル香

フレーバー:アップルパイ・はちみつをかけたホットケーキ・紅茶・フィニッシュで少しスモーク

熟成年数:19年
ヴィンテージ:1992年
予想価格:12000円
アルコール度数:48%
樽:Refill Sherry Butt
採点:84

予想蒸留所:①Longmorn (1992)、 ②Mortlach (1995)、③Clynelish (1995)

総合コメント:
近年流行の南国系のフレーバーが若干ある。フィニッシュまでわずかなスモークが持続する。アルコールのアタックを若干感じ取れたのと、加水後に少し酸っぽさを感じた為、1990年前半のボトルと推測した。カスクの影響が強すぎない為、リフィル、もしくはバッティングしているのだろうか?少し複雑で意図的なテクスチャを感じた。バランスに優れたボトルで、Barでは2杯目に飲みたい。

 

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テイスター:K.67

[香り] シェリー系の熟成香。
ハニー系のふくよかな甘さ
白檀のような、少し落ち着いた華やかさが感じられる。

[味] まずアタックがあまり感じられず、柔らかに立ち上げってくる。
ほどなく長熟シェリーっぽさが全面に出て、少し出汁や醤油のような風味が感じられる。
ミドルでスパイスからヘザーハニー、
メープルシロップのようなトロッとした甘さと、軽くフルーツ感が続く。
フィニッシュにかけて、シロップ系の甘さが長く続いていく。

[スコア] 89点
[予想価格] 24000円
[蒸留所] グレンドロナック、マッカランのオールド
[熟成年数] 30年
[蒸留年] 1970年台
[度数] 50%

[コメント] かなりの熟成感がある。樽の影響が強く出ているのではないか。
最近のシェリーではなく、一昔前の味わいのように思える。
後半のシロップのような甘さがとても好み。
シェリーが良い蒸留所ということで、ドロナックかマッカランをチョイス。

恐らく現行のオフィシャルなどでは出せない味わいだと思う。
古き良き、という枕詞が似合いそうなボトルだ。

 

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テイスター:シングルモルト見習い

・アロマ
オレンジ、バナナ、干しぶどう、干しプルーン、蜂蜜、黒糖、シェリー香、チョコレート、ココア、梅、白桃

・フレーバー
やや複雑で、ボディはややしっかりしている。良いシェリー感。上品でしっかりとした甘み。

・点数82
・銘柄 トマーティン
・ヴィンテージ1976
・アルコール度数は55%
・熟年数 35年?
・樽 リフィルシェリー
・妥当だと思う価格は、10,000円

総評:流行りの’76トマーティンっぽいですが、なんとなくシェリー感が先行して、桃っぽいニュアンスは、奥まって感じられるので、全然自信がありません。’76のトマーティンでも、飲んだこと無いタイプです。トマーティンだと思ったら、どうしても、そっちに引っ張られてしまいました(^_^;)正直、35年熟成っていう程の熟成感はないような気が…。

 

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