Macallan 1952.(注:テイスティング・コメントなし)

まず、管理人さんの「UST  Fake 私感」を拝聴・拝見し、
その後、「W.World」の記事を読み、
そして昨晩、お邪魔したバーにあったのでw
Fakeについて店主と語りながら、
飲んでみました。
ちょうどハーフ1杯分しか残っておらず、
ボトルは空になりました。
店主「うちには未だ1952のボトルはあるから、
この空いたボトルよろしければ差し上げますよ」
僕「ありがとうございます。角でも入れて、ヤ●オクに出しますw」
店主「スクリューキャップの処理が難しいですよ(笑い)
   でも、コルクキャップよりは簡単ですけどね」
僕「冗談ですよ」
帰宅後、愚娘と将棋・・・
角を取ったのに、負けてしまいました。
追伸1
ニクソン・ショックの発生は、1971年です。
その後紆余曲折を経て、1973年から日本は完全に変動相場制になります。
この「完全に」と言う表現は、経済学的には非常に難しい問題を含んでいますが、
一般にはあまり難しく考えなくて良いと思います。
以降、長期的トレンドは「円高」です。
よって、1970年代後半から、日本の対外的購買力が高まるので、
日本に良質のモルトが輸入される経済的条件が好転しました(これを「交易条件の改善」という)。
ところが、1980年代前半に一時的にドル高だったので、
この時に米国が大量にウィスキーを英国から輸入できるようになり、
大量生産ゆえにモルトの質が低下したのではないか、と推察されます。
さらに、「英国病」とまで評された英国経済の悪化により、
「第一次蒸留所閉鎖期」となってしまったのではないかと個人的に推論しています。
世界経済の動向とモルトの関係について、少し勉強したいと思っていますが、
なにぶん時間がなく、何時になることやら。
追伸2
2月の「ブラインド・テイスティング会」、
楽しみにしています。