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第3回SBT ボトルE評価

第3回ストイックブラインドテイスティング
bottle E
出題者:ガースー

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テイスター:あだも

ピートにフルーツ感、スモークは目立たず。

口にすると、潮のイメージも?。スモークが目立たない分、フルーティーな甘味成分がしっかり感じられる。ボディもしっかりしている。

総評&評価:一口飲んでまずボウモアだと思った。ボウモアだと思い込んで飲んでしまい後から本当に潮なんてあったっけ?と不安になったがもう空っぽで確認できない(苦笑)。 気が付いたらコメントほとんどつけてませんでした(謝)
ボウモアだとするとフルーティーさから93以降。ただし1993やテンペストなどと比べると、スモーキーさが目立たないのが気になる。潮のイメージが気のせいだったらアードモアなんですが・・・・。最後まで迷ってボディの厚さでボウモア優勢にしてみました。

点数: 88点
予想蒸留所 ①ボウモア ②アードモア
蒸留年:1990年代
度数: 55%くらい
カスクタイプ:ホグスヘッド
理想価格: 10000円

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テイスター:くりりん

予想蒸溜所: ①アードモア ②ボウモア ③ラフロイグ
蒸留年:1990~1995
熟成年数:15~20年
樽: バーボンホグスヘッド
度数:50~55%
点数:85点
理想価格:8000円

香り:
フレッシュ、ピーティーさの中にほのかなシュガー系の甘さもある香り、ヨード的な要素はあまり感じない。微かに土っぽさ、柑橘系はレモンやグレープフルーツ。ジャスミン、ジンジャーや乾燥した牧草のような香り。アルコールはあまり感じないが、フレーバーの主張もひっそりとしている。しかし時間と共にどんどん良くなってくる。

味:
フレッシュな口当たり、土っぽいピート感、そしてレモン、グレープフルーツ、蜂蜜。
中間にしたがってスパイス、ナッツ、ジンジャードロップ、ほのかに麦芽、90年代ボウモアを思わせるフレーバーが続く。
フィニッシュはいぶしたピートのスモーキーさが残り、灰と序盤からの柑橘系のあっさりとした甘さが続く。
少しフレーバーが浮ついているような印象を受けるが、バランスは良く構成もボウモア系フレーバーで好ましい。

総評:
ノージングの段階では、ボウモアかなという思いがよぎるも、疑問符がついたサンプル。
構成はもちろん90年代ボウモアにありがちなそれであり、バランスも良いが何か足りない。
それはヨードであったり、潮っぽさであったり、下支えになっているフレーバーが少なく、そのありがちなフレーバーが浮ついているように感じてしまうのだ。
とはいえ、数ある90年代リリースの中で、そういった味のボウモアがあってもおかしくはないし、OMCのライフロイグなんかも近い味だった記憶もある。
今回は自分の感覚を信じて、上述の要素が欠けるであろう内陸系ピーティーモルトとして、第一予想にアードモア(1992あたり)をあげた。
レダイグも候補に挙がったが、ここまでバランスの良い構成にはならない印象があり、今回ははずしている。
なお、今回のSBTの出題の中で、一番の悪意を感じる出題でもあった。

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テイスター:goblin

・香り
ピート、磯、微かにパイナップル。ボウモア?ヨードの香りも少々。

・味
塩味と少しの梅、ピート、その後にパイナップルを感じる。
ハムの感じも。熟成年数は若そうだけど、口当たりは柔らかで刺々しさはない。

・余韻
余韻は長く、喉の奥で存在を主張する。パイナップル、その後少しの苦味。苦汁みたいな感じ。

・蒸留所
①  ボウモア
②  アードモア

・熟成年数:8~15年
・点数:82
・理想価格:6000円

・コメント
果実感よりピートや煙を強く感じる、また甘みより酸味が強いパイナップル感が印象的。また余韻の苦味は舌に広がり舌に残った。

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テイスター:タケモトカツヒコ

【ファースト】やや薄い琥珀 ヨード 燻製 アイラ 香りは勢いがある

【ミドル】ボディは緩い ピーティ バーボンカスクのアードベッグもあり得る 度数は香りの勢いほどはない

【フィニッシュ】返り優先 卵を使った羊羹のよう 余韻に甘さもある ヴァッティングか?

【その他】
アイラ
いじった雰囲気はない
瓶詰めから5-10年程度経っていても不思議ではない

【頭をよぎった蒸溜所】
ラフロイグ
アードベッグ

【アルコール度数】40度台後半
【熟成年数】10-15年程度
【86pts】
【15000円】
予想蒸溜所  アードベッグ
蒸留年代 1990年代
瓶詰年 2010年以降
樽 バーボン
OB/ボトラー ボトラー

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テイスター:T.Matsuki

・香り
香りは最初はややくぐもっている。
グレープフルーツ、アルコール感強め、生のピーテッドモルトのようなモルティ&ピーティがしっかり、ハイプルーフの若いモルトの印象。ヴァニラ、薄く蜂蜜、白い花、青葉のような植物感、時間とともにパイナップルなどトロピカル要素も出てくる。

・味わい
グレープフルーツ、キレのある上品な甘さ、やはり生のピーテッドモルト、パイナップルや桃、爽やかさのあるトロピカルフルーツ、セメダイン、ハイプルーフだが飲むとそこまでアルコール感は強くない、潮のニュアンスの無いピート感でスモークがメイン、少し紙っぽいモルティ、植物感、シロップの甘味、やや若い酸味、余韻はスッと切れて長くない。ボディは軽め。

・総評
比較的若いピーテッドモルトのウイスキー。フルーティにはトロピカル感を含む。
ヨードを感じないスモーキーなピート感でボディはやや軽い。
飲むと香りからの想像より仕上がりが良くオフフレーバーはあまりない。

ピートがありトロピカルというとボウモアが出てくるが、アイラをはじめ島モノのピーテッドモルトにしてはボディが軽く潮のニュアンスにも乏しい。他の地域のピーテッドモルトを第一に考える。
フルーティの方向性も踏まえてまず出てくるのはアードモアだが、飲んだことのあるいくつかの1992に比べるとややフルーツが弱くアルコールが強い印象。それでも飲んだことがある中では一番アードモアが近い。
この軽さはボウモアではないと思うのだが、切り捨てる勇気がないため抑えの第3候補に。
あとは、島モノだがブナハーブンやジュラのピーテッドは飲んだことがほとんどないのでなんとも言えず、ありえるかもしれない。。。
他に島モノ以外でピーテッドモルトを仕込んでるところってどこがあっただろうか?こないだリンクウッドのピーテッドなんていうのもあったし。。。
エドラダワーではないだろうし、ベンリアックの若いピーテッドってどんなだろう?若いものにトロピカルのイメージはないが。。。
ピートや植物感からは意外と白州なんかもありな気がする。いろいろ仕込んでいそうだが。。。
第2予想はこんな感じでいろいろ悩んで決めました。

【Good】

予想蒸留所:①アードモア、②ベンリアック、③ボウモア
蒸留年:1992年
熟成年数:20年前後
度数:54%
点数:82
カスクタイプ:バーボンホグスヘッド
妥当な価格:8000円

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テイスター:2chの人

■香り
夏みかん、グレープフルーツ、柑橘系、白い花、シャープなピート

■味わい
グレープフルーツのわた、薄いミカン水、薄荷
ミード(はちみつワイン)のような甘さ。

■余韻
アルコール感が長く甘くなる。変化があり楽しい。

■総合評価コメント
グラスの残り香りから薄く乳酸。
時間が経つとより柑橘類の蜂蜜の甘さが出てくる。
変化が特に楽しい。
30分くらいの時間を掛けてゆっくり楽しみたいウイスキーです。
このボトルは欲しい!まだ買えますか?

予想は
リフィルシェリーのような?バーボンのような?
酒質も良いのでメジャー蒸留所っぽい。
ロングロウ、ラフロイグ、ボウモア、モーン、マッカラン
絞りきれないw
ロングロウはここまで甘くならない、
ラフロイグにしてはヨードを感じないで候補外とします。

■予想
蒸留所 : ボウモア、ロングモーン、マッカラン
蒸留年/熟成年数 : 1990前後/20年
樽の種類 : バーボン
アルコール度数 : 50-55度

■点数
95点

■妥当だと思うボトルの価格
10000円

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りはフルーティーなピート、ヨードは薄い、甘味を予想させる、
味は甘い、フルーティー、南国ではない、焦げはわずか、酸味は無い、平坦で特徴が薄い

「アルコール度数」
55%前後

「蒸留所」
ボウモア、タリスカー、ロングロー

「蒸留年」
多分近年

「熟成年数」
12年~18年

「点数( whiskylink方式)」
80

「妥当だと思うボトルの価格」
8000円

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テイスター:led

【注いだ直後】
□香:セメダイン、ナッッツ、ピート
□フレーバ:
-序盤:煙
-中盤:蜂蜜、アカシア、グレープフルーツ、ピート
-余韻:ピート、蜂蜜
□コメント:直感!アードベッグ チーフティンズ1998-2009 11y

【15分ステイ後】
□香:
□フレーバ:
-序盤:
-中盤:黄色いフルーツ
-余韻:生ハム
□コメント:フルーツが少し出てカリラのイメージも出てくる。。うーむ。

□イメージしたボトル:アードベッグ チーフティンズ1998-2009 11y
□予想
スイッチ入ってしまったのでボトル指定。
★アードベッグ 1998-2009 11y チーフティンズ 46%
外していたら、1979、1980蒸留で28年くらいのカリラ。

・蒸留所:アードベッグ、カリラ
・蒸留年:1998
・熟成年数:11
・点数:90
・妥当だと思うボトルの価格:15000
・雑記:注いだ直後の蜂蜜感は本当にすてきです。ステイさせちゃうとフルーツになって
それはそれで楽しいんですけれど、非ステイで飲みきれる楽しいボトルは少ないので。
この蜂蜜と煙とピートは生ハムをつまみに飲むと止まらないんですよね。。

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テイスター:kssi

【テイスティングノート】
(カラー)薄茶色。

(ノーズ)フローラル、軽いピート、潮の香り、ボウモア?

(テイスト)若干の桃、塩飴、ボウモア! やや放置すると粘性が出て、非常に美味い!

(フィニッシュ)余韻はアッサリしている。最後に麦感とその甘さが来て、塩(潮)でしまる。

【予想蒸留所】
第一候補:アードモア(リキッドサン18年/49.1%)
第二候補:ボウモア
第三候補:ハイランドパーク

【蒸留年・熟成年数・アルコール度数】
恐らく、1990年前後の蒸留で、
熟成年数は20年前後、
度数は50度前後だと思います。

【点数(whiskylink方式)】
87点

【妥当だと思うボトルの価格】
8000〜12000円前後

【総合評価コメント】
10/9:第一印象で、ボウモアと思い込んでしまいましたが、それにしては「薄い」かも??? 日を改めて、検討します。

10/10:第三候補を変更した後、第一候補に繰り上げましたw

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テイスター:naoskprs

コメント:全体的に繊細で薄めの印象。鰹節のだし汁、ピートも優しい出方だが全体の構成要素の中では多め、うすい蜂蜜、ミント、シナモン、そこそこフルーティ、梨、甘いグレープフルーツの果汁、口に含むと若木やオレンジピール。アフターの持続は短め。

度数:43-48%

蒸留年代:90年代

熟成期間:10-18年

樽:バーボン樽

価格:5000-8000円

点数:80点

予想蒸留所:①ラフロイグ、②アードモア、③ボウモア

総評:穏やかなピート感と、やさしいフルーツ感のある味わいや香りは、結構好きでしたが、全体の要素は繊細で弱めに感じました。

上記で予想したラフやボウモアは普段からよく飲む蒸留所です、が、蒸留所予想は、今回のサンプルの中で一番悩みました(全く違ってる可能性もあるな、と思いつつ)。

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