Pure Single Malt 1967/1981 (43%, BB&R, Sole Importer Soc. “Best” Milano)

 


タケモトカツヒコ (プロフィール


【ファースト】 やや濃い琥珀 据えた香り 杏(+) レーズン(+) イチジクの丸煮(+) 時間経過とともに奥からコールタール(決して悪い印象ではない) レンゲ 植物質な部分も

【ミドル】 ボディは丸いが大きく膨らむ 麦感は焦げているが、同時によくローストされている印象 芯がよく通っている

【フィニッシュ】 返り優先 舌上で、甘みが豊富な果実感(やや赤褐色寄りのイメージ) 煮詰めたリンゴ イチジク 度数の割に、しっかり切れるスパイス要素は、唐辛子、辛み大根 ざらつきのある胡椒


*SBTの解答ではなく通常のテイスティングノートです。

BB&R社の”Pure Single Malt 1967/1981”。

本ボトルは、もしかしたら同じラベル同じヴィンテージで中身が2種類あるのか?と思わせるほど、淡色の中身のものがWeb上に存在します。

 スクリューキャップに文字入りで、個人的にフェイク回避の参考にするポイントなんですが、背景色の違い、フラッシュや強い光源をあてることで、ここまで薄くなるものかなと。抱えたボトルは「どシェリー」といえるぐらいの濃度です。

また中身の蒸留所に触れた信頼に足る資料も見つからず、今のところハイランドパークではないかと思って飲んでいます。

次回WL飲み会で、ラベルを見ながらブラインド。皆さんの感想をぜひ聞いてみたいです。