今朝から盛んにMM Awards 2011のスコアカードが、リンクシェアされています。本決まりなのでしょうか?
http://www.maltmaniacs.org/2011-score-card.pdf
MMAは2000年頃からネット上で、ウイスキーのテイスティング、データベース化に積極的に取り組んでいたメンバーを中心で構成されていて、今年スコアラーは14人。
TWA、MoS、JWWWボトルなどドイツ系新興ボトラーで、割と注目が集まっていたボトルが審査対象から外れているところをみても、おそらく酒屋さんやボトラーなど売る側から提供されるわけではなく、自腹で買ったボトルをシェアしているのだと思います。
小瓶に分けて、これから送るよという記事は頻繁に上がっていますね。
ただ、もう何年もこのアワードのスコアカードが、ネット上の評価、ひいては市場での評価に、莫大な影響を与えていることに間違いはなく、意外と評価が低いものでもウマいものもあるというのも、まあ致し方がないところでしょうし、逆にそこを知っていれば得をすることもあると。
価値があるのは複数人の評価を融合していることでしょう。
先日のフェイクボトル記事について考え合わせても、すでにメディアとして完成された、売る側、広告を集める側へ期待を寄せるだけではなく、我々Whiskylinkとしてもスコアリングイベントをやってみたり、表を作ってみるのもいいのかなと思いました。
なかなか書くことは大変でも、飲みながら話すことは意外と自然にされている方も多いですから、多くの方の感想を収集してまとめ上げる。このあたりを来年の課題としたいと思います。