りゅうたに@射命丸のスコットランド旅行記(アイラフェス編) その4

5/23 その2

●ヒースロー着 ロンドン中央へ
12時間かけて、無事ヒースロー空港に到着


悪名高いヒースローの入国審査がものすごい混みっぷりだ。自分の番が来るまでに一時間もかかってしまった。しかし実際の審査は30秒で終わった。やはりイギリス以外の国への渡航歴が無いからだろうか。
審査官はウィスキー好きのアイルランド人だったようで「アイルランドのウィスキーも美味しいから、今度はアイルランドに行ってみてね」と言われてしまった。


空港の出口には出待ちをしてる人が沢山いた。同じ飛行機に芸能人でも 乗っていたのだろうか。


ヒースロー空港からロンドン中央へは「ヒースローエクスプレス」という列車を利用した。バスだと1時間かかるのだが、この列車だと15分しかかからないのだ。しかしその分値段は高く、往復で32ポンドかかるバスだと往復7ポンドくらいなので、かなり高い。だが、今回のように時間の制約が厳しい時は迷わず使うべきだと思う。

 

 

 

●MILROY’S OF SOHO
ヒースローエクスプレスでパディントン駅に着いた後、まずはタクシーで「MILROYS OF SOHO」へ向かう。かの有名なジョン・ミルロイのお店だ。


残念ながら店内は撮影し忘れてしまったのだが、店舗は小さくともウィスキーの品揃えはかなりのものだった。 ロイヤルマイルウィスキーと同じくらいの規模と品揃えだと思う。
店員に「数年前のジョンミルロイセレクションがまだ残っていないか?」と聞いてみたのだが、残念ながら残っていないそうだ。
時間もなかったのであまりゆっくりせず、次の目的地へ向かう。

 

 

 

●ロンドンSMWSメンバーズルーム
MILROYS OF SOHOを出て、タクシーで SMWSのメンバーズルームへ向かう。


到着。ユーストン駅近くにあるパブの二階がメンバーズルームになっている。


入り口にはボトルが飾られている。


カウンター内。SMWSのボトルがこれでもかというほど並べられている。
基本的には全蒸留所のボトルを揃えておくようにしているらしい。
当然ながらSMWS以外のボトルは置かれていない。


部屋の中はゆったりと座れるソファーが置かれている。食事もできるように、テーブルは少し高めだ。
このソファーに体をうずめて美味しいウィスキーを飲むと、飛行機の疲れも癒される。
全体的には割とモダンな雰囲気だ。


とにかくお腹が空いていたので、まずはフィッシュアンドチップスを注文。
下の階にあるパブのフードが注文できるので、食事しながらウィスキーを楽しめる。僕に取っては最高の環境だ。


お腹が一杯になったところでウィスキーを注文。
ご存知の人は多いと思うが、SMWSはボトラーの中では唯一グレンモーレンジをボトリングしている。せっかくここに来たからにはグレンモーレンジを沢山飲んだ上で一本買って帰ろうと思い、店員に声をかける。

りゅうたにグレンモーレンジを飲みたいんだが、何種類ある?」
店員「ちょっと待ってね…今5種類あるわ。」
りゅうたに「そのうち一本買いたいんだが、小売用のボトルはまだ残ってる?」
店員「ええ、5種類とも残ってるわよ。」
りゅうたに 「わかった。じゃあまずは125.32を一杯くれ。」
店員「オーケー。せっかくだから全部並べてテイスティングしてみたら?ボトル買いたいならそのほうがいいでしょ。」
りゅうたに「あ、確かにそのほうがいいね。じゃあお願い。」
店員「構わないわよ。5種類ハーフショットでいい?お代は一杯分でいいわ。」

ということで、6ポンドくらいでグレンモーレンジ5種類をテイスティングさせてもらった。詳細はこちら
結局125.42が一番美味しかったので、ボトルを購入。

ロンドンのSMWSメンバーズルームはモダンな内装で、ゆったり腰を落ち着けて飲むことができる、非常に快適な場所だった。ウィスキーの価格はメンバーであれば相当安い。フードも充実している。ロンドンの中心街にあるので、アクセスも便利だ。メンバーであれば一度は訪問したい場所だと思う。

 

次回、夜行(?)でグラスゴーへ。