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第5回SBT ボトルD評価

 

第5回SBT ボトルD評価

第5回ストイックブラインドテイスティング
bottle D
出題者:T.Matsuki

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テイスター:あだも

1回目
香は華やかでフルーティーさがメインで木の香の薄い膜でおおわれているような感じだが、飲むと一瞬の甘味のあとに、強めのウッディネスとスパイスがメインとなって広がる。 他の香味がわからない。

2回目
同様な味の流れだが、ボディにフルーツ感のある甘味が加わりより重層的。力強く飲みごたえがある。

そんなに若くはないと思うが、ボディが厚く 飲みごたえがある。 自分にはあまり経験のないタイプでした。

2回目以降、どんどん評価が上がったボトル、多分、自分はウッディネスに過敏で許容範囲が狭くほかのフレーバーが拾えなくなる傾向があるので、十分に評価できてないと思う。ほかの人の評価が気になります。
あまり飲んだことのないタイプだと思うんだけど、ジャパニーズっぽい気がする。バーボン樽の軽井沢とか駒ヶ岳とかこんなにならないかな? スコッチだとグラントとかでこういうのないだろうか?飲んだことないものばかり並べるのもあれなので最初白紙で回答だしました。それくらいわかりません。予想は適当すぎるので③にまとめました。

点数:89
予想蒸留所: ① ? ② ? ③ 軽井沢、駒ヶ岳、グラント
蒸留年&年数: 80年台、 25-30年くらい?
度数:55%
カスクタイプ: バーボン
理想価格:18000

 

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テイスター:ガースー

【香】
アルコールの刺激、多少荒っぽい。そこまでアルコール臭はきつくはないがセメダイン系。
ハーブ、ミント、林檎など爽やか系。
なんだけど少し焦げ?なんというかポテトチップみたい…

【味】
香り同様アルコール感が結構強いが口当たりは良好。

広がるとクリーミー、ほっこりした穀物感を感じる。
段々と出てくるコクは、浅炒りのコーヒー、甘栗、焼きプリン
少し苦味がある甘口という感じか。
泥っぽいピート感に変化していく。軽く乳酸。

【予想度数】
55%前後

【予想蒸留年】
20年熟成程度

【予想蒸留所】
レダイグ
ロングロウ
ダルウィニー

【購入希望価格】
10,000円

【点数/感想】
80点
ピート感と乳酸?っぽさで選んでしまった。
多少苦味を含んだ甘みというのも好きなので中々。

樽感は非常にプレーンな気がした。

ダルウィニーを入れたのはなんとなく…

 

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テイスター:くりりん

予想蒸溜所:①山崎  ②白州  ③宮城峡
蒸留年: 1990年代
熟成年数:15~20年
樽:バーボンホグス(山崎ならパンチョン)
度数:50%
点数:85
価格:10000円

香り: パイナップル、オーク、どんぐり、バニラ、微かにニスの香り、やや鋭いアルコール感と、オーク由来の木材のえぐみも少々感じられ、適度に熟成された印象を受ける。
時間と共に溶けたバニラアイス、甘栗、和の香り、麦感、やわらかい甘さが立ち上ってくる。
味: ドライな口当たり、オーク系のバニラとシナモンアップルパイ、ミント、時間と共に落雁、和三盆。フィニッシュは特段目立った特徴は現れず、スパイシーでドライ。すっきりとしている。

総括:香りは完全に近年系のそれ。 樽に頼っているところがあり、味がフィニッシュにかけて単調で、盛り上がりに欠ける感はあるものの、全体的には良くまとまっている1本だと思う。今後もしばらくはトレンドとなる味だと感じるだけでなく、10年後、20年後の長熟が楽しみな1本。
酒質としてはスペイサイドを連想させたが、とにかく”バーボン系”フレーバー一直線で、素直な酒質からも1980年代中ごろあたりのストラスアイラやベンリアック、ロングモーンがちらついた。
一方、フレーバーの中で山崎のウェアハウスで感じた香りがあり、ひょっとして近年のジャパニーズなんじゃないだろうか・・・と。ただ、ジャパニーズで1990年代蒸留あたりだと、もっと勢いというか、パワフルさがあったイメージもあるので、正直なところ絞りきれませんでした。

 

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テイスター:goblin

・香り
青りんご、青草、花

・味
植物感から入り、りんご、ハーブ、青草、ザラメの甘さ。

・余韻
返りは強くなく、植物感が喉奥に停滞する。舌にはそれほど残らない。
全体的に軽い印象。

・蒸留所
①グレンキース
②ストラスアイラ
③グレンゴイン

・熟成年数:20年~25年
・度数:48~53%
・点数:86
・理想価格:12000

・コメント
香りだとキースやストラスアイラっぽい感じだが、
味は違うように感じる。全体的にバランスも良いし飲みやすいウィスキーだった。

 

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テイスター:タケモトカツヒコ

【グラス】リーデルXO

【ブラインド最重要ポイント】
・果実的な香りとリンクしてこない味
・ゆるいボディと舌上に残る、あまり上質とはいえない樽感をオブラートした感じ

【質感・状態】
・香りの上面発香素晴らしい
・蒸留年結構古そう 長熟

【色】
・ゴールド 琥珀

【ファースト】
・注ぎ直後=香りの上面発香素晴らしい まさに果実的 麦質は露骨には出てこない
・ベンリアックかロングモーンか、トマーチンか、キャパドニックかといった感じのフルーティーさ
・黄色い果実(重いレモン パイナップル バナナの皮)
・奥側、底からくすんだ層 ピートなのか?
・DTもあり得るが、香りの時点ではさほど違和感はない ただ微妙に不自然さはある(独特のエステル質が「焼けている質感」)
・アルコール感は時間経過でも維持される 鋭い
・青っぽい植物もある

【ミドル】
・ボディは度数の割にゆるい
・舐めてみるとかなり口腔上部を刺激して、舌に染みこんでこない
・ここまでの予想蒸溜所のいずれとも違うという感触
・焼けた印象

【フィニッシュ】
・返り優先
・余韻は切れ上がる
・最終余韻は辛め
・舌上にかなりミネラル分が残る

【頭をよぎった蒸溜所】
・リトルミル
・リンクウッド

【アルコール度数】50度中盤
【蒸留年】1970年後半
【熟成年数】40年程度
【瓶詰め】2012年頃
【88pts】
【20000円】

予想蒸溜所 リトルミル
樽 リフィルシェリー
シングルカスク/ヴァッティング シングルカスク
OB/ボトラー ボトラー(ドイツ系)

 

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テイスター:2chの人

■香り
強い香り、ハチミツ、真っ赤なリンゴ、薄荷、セメダイン、香ばしいパン

■味わい
甘い、樽渋だがすっと消える。エグさはない。少々オイリー

■余韻
しっかり麦、スパイシー、青竹、かるいピート

■総評
すごい香りが立つモルト。すばらしい香りだ!
この香りは度数から来るのだろうか?
強い香りからロッシーを最初に連想するが、その場合はもっと酒質が軽い気がする。
全体的なバランスからはブローラ、ロングロウ、オード
ピート感はクライネリッシュと云うよりブローラを連想する。
ビンテージ指定でグラント1972年はこんな感じが多い気もする。

■予想
蒸留所 : ブローラ、ロングロウ、グラント
蒸留年 : 1980年台(グラントなら1972年)
熟成年数 : 20~30年
樽の種類 : バーボン
アルコール度数 : 52度
点数 : 89点
妥当だと思うボトルの価格 : 15,000円

 

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テイスター:りゅうたに@射命丸

「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りは明らかに華やか、かなりアルコール強い、麦のフルーティーさ、シンプル。
味は甘め、アルコール強い、ピリピリ、やはり麦感強い、麦主体のフルーティーさ、樽感は露骨でない。
後味は適度な樽感と露骨な麦感が舌に残る。
とても好きなタイプ。

「アルコール度数」
55~58%

「蒸留所」
1、オード
2、プルトニー
3、クライネリッシュ

「蒸留年」
不明

「熟成年数」
25年前後

「点数( whiskylink方式)」
88

「妥当だと思うボトルの価格」
18000円

「その蒸留所を選んだ理由」
樽感がシンプルで、麦感豊富で、熟成感が露骨に出ない蒸留所を選んだ。おそらくオードだと思う。

 

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ここからゲストテイスターの方々

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テイスター:銀牙

【香り】
凝縮感のある香り。グレープフルーツの綿、麦、リコリス、溶剤、シトラス、磯、奥に少
しピート。

【味わい】
塩気が強い。麦感は香りより強め。レモンやリンゴジュースのような甘さ。
すっきりしている。

【余韻】
麦と塩がドライに切れ上がっていく。

【総評】
正統派のウイスキーで、オフフレーバーもなくシンプルな旨さで好感がもてる。
ウイスキーを飲みなれた人達から特に好まれそうな味わいと感じた。
蒸留所の予想では、緩めのボディ(プルトニーとスプリングバンクに比べたら)とドライ
な切れ上がりからスキャパ、塩気から近年詰めのプルトニー、スプリングバンクと予想し
た。手頃な価格のボトラーズのような気がする。

【予想蒸留所】①スキャパ ②プルトニー ③スプリングバンク
【蒸留年】80年代半ば
【熟成年数】17~20年
【度数】43~46%
【カスクタイプ】バーボンホグスヘッド
【妥当だと思う価格】10000円
【点数】85点

 

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テイスター:シングルモルト見習い

香り:ベンジン、りんご、樽香、プラスチック、セメダイン、パイナップル、マジックの芯、蜂蜜、ピート。

味:やや軽めのボディ、酸味がやや強い、日本酒のような甘み、余韻がやや長い、返りがありキレもある。

アルコール度数:50%前後
蒸留年代:80年台後半から90年台前半
熟成年数: 20~25年程度
点数評価:80点
理想価格:5,000円

感想:
揮発性溶剤系な印象が少し強いボトルですが、飲みごたえもあって、なかなかよいボトルだと思います。
樽の影響もちょくちょく掴めて、適度に複雑さもあって面白いボトルですが、どこの蒸留所だと見極めるのは、非常に難しかったです。
出題者は、タケモトさんでしょうか。

銘柄予想
第一候補 ダルユーイン。フルーツ感と、実態を掴み難いピートの感じから、ダルユーインかなぁと。

以降は勘のレベル(;´∀`)

第二候補 オード
第三候補 ティーニニック

 

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テイスター:naoskprs

ウェアハウス、ワックス。ハチミツ、ブランデーっぽい香り。
洋梨、バナナ。苺のジャム。少しケミカルなフルーツ感。
少しワキガっぽい香り(ネガティブな要素ではない)。
草っぽさもあり。ミントのような清涼感。
鉛筆の削りかす。少し苦味のあるウッディネス。

蒸留年:80〜90年代蒸留
熟成期間:20年くらいの熟成
アルコール度数:50%前後

評価:86点

妥当と思われる価格:13000円

予想:こちらは今回のサンプルでは2番目に好み。
比較的若めのスペイサイドを予想。

①90年代蒸留のベンリアック
②80~90年代蒸留のロングモーン
③ダルユーイン

 

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