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りゅうたに@射命丸のスコットランド旅行記(アイラフェス編) その5

5/23 その3

●ユーストン→グラスゴー 夜行列車 しかし…
SMWSを出て、ユーストン駅に到着。ここからカレドニアンスリーパーというインヴァネス行き夜行列車に乗ってグラスゴーへ向かう。
しかし、駅の構内に入り電光掲示板を見ると、

………
三行目に「Cancelled」と表示されているように見えるのだが…。まさか運休か?焦って駅員に問い合わせる。

りゅうたに「ちょっと聞きたいんだが、21:15発のカレドニアンスリーパーは運休なのか?」
駅員ああ、すまないが運休だ。」
りゅうたに「げー…なんで?」
駅員スコットランドの風がひどいんだ。危険すぎて運行できない。こんなにひどい風は数年ぶりだ。」
りゅうたに「…じゃあ別の便で行きたいんだけど、振替輸送してもらえる?」
駅員「残念だが、今夜のカレドニアンスリーパーは全て運休だ。多分夜行バスも飛行機も運休だと思う。」
りゅうたに「(まじかよ…)じゃあ、とにかくなるべく早くグラスゴーまで行きたいんだが、どの列車が最速?」
駅員明朝5時発のグラスゴー行きが最速だ。グラスゴーには10時頃着くだろう。もし乗りたいのであれば、君が持ってるチケットで登場できるように手配する。」
りゅうたに「分かった、じゃあそれで頼む。」
駅員「OK。迷惑をかけて申し訳ない。」
りゅうたに「ところで、今日どこかに泊まりたいんだが、近くに安いホテルとかある?」
駅員「もうすぐ列車が到着するから、列車の中に泊まればいい。君はベッドルーム付きチケットを持っているから、ベッドルームを利用できる。」
りゅうたに「なるほど、よかった…。で、その列車はいつ来るの?
駅員分からない。風がひどく到着が大きく遅れる予定だ。」

ということで、夜行列車は運休となった。列車の中で一晩過ごし、明朝5時にグラスゴーに向けて出発だ。

 

 

 

●宿泊 カレドニアンスリーパー

夜23時頃、ようやくカレドニアンスリーパーが到着。この中で一晩過ごすことになる。


部屋のドア。かなり狭い。人がギリギリ一人通れるレベル。


室内。結構きれいな部屋だ。ベッドイギリス人向けサイズなので、ゆったり眠ることができる。
かなり疲れていたので、着替えてすぐ眠りにつく。

 

 

 

●ユーストン→グラスゴー VirginRail
朝5時に起床し、グラスゴー行きの電車に乗車する。
ScotRailではなく、VirginRailという会社の列車で行くことになった。
E号車が昨日のカレドニアンスリーパーの振替輸送用に割り当てられているらしい。


E号車に着いたが、席がない。どう見ても満席で、通路に立っている人がいる。
しかもアナウンスで、
「カレドニアンスリーパーのチケットをお持ちの方は、E号車以外の車両に座ることはできません。」
とか言っている。こっちはカレドニアンスリーパーの指定席(しかも寝台車)を高い金払って買ってるのに、席に座れないとはどういうことだ。
なめてんのか、と思って車掌に文句を言おうとしたら、隣の初老の男性に、
「VirginRailの職員に文句言っても意味無いよ。ScotRailの要望に従っただけだ、って言われるから。彼らはなんとも思ってないさ。」
と言われた。まあ確かに文句を言うべき相手はScotRailだが…期せずして典型的なイギリスの公共サービスのクオリティを体験することになってしまった


窓から見えた謎の施設原発だろうか?


食堂車で売ってた朝食用のチーズバーガー。一個で614kCal
こんな物ばっか食べてるからアレな感じになってしまうのだ、と声を大にして言いたい。

次回、グラスゴーからアイラ島へ。

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