whiskylink

12/13.14.15 @いわき WL 忘年会

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今回もありがとうございました!
撮らせていただいたボトルをアップします。

グレンファークラス Glenfarclas 21yo CS (OB for E.ジャッコーネ)
(推定1952~3蒸溜)(51.5%, OB, Pinerolo, selected for Edward Giaccone, rotation 1974)


もの凄く美味しい。
特定のフルーツ感など、際立った要素で美味しいというわけではなく
くどさや嫌みが無い甘口。バランスとしてもの凄く美味しい。

シェリーはしっかり効いているが、麦感も豊富。
今のシェリー樽にも見習って欲しいものです…
@ガースー

今回のメインボトル。ファークラスにおける海外評価1位。
流石に高貴なシェリー感と太い麦質が共存していて、特に後者は時間経過でカスタード化。プリン~クリームブリュレ。
不思議なほどマイナス点のないピート締めで完成度がハンパない。
これで過去からバンク、ボウモア、本ボトル、ギリーと98ー97ー96ラインをWLイベントで提供出来たことも個人的に嬉しい。けど今後は下がってくしかないです。。。
大きいグラスの方が向いていました。
@タケモト

良いシェリー感がありつつ、しっかり麦感が残っている素晴らしいファークラス。タケモトさんの仰るとおり、時間経過での洋菓子の甘さがリーデルのグラスの効果と相まって美味しかったです。
@銀牙


響 HIBIKI 17yo (50.5%)


これが各地で切望される50.5%かと、確かに結構美味しい。
ストレートで飲んでも度数より滑らな印象だが加水で広がる。
水割りやロックを想定されてバランス調整されているのだろうか。
@ガースー

まだ十分に味わえていませんが、とても腰の強いボディと黒糖蜜。
限定リリースでいいので、復活を希望したい1本。
@タケモト

ジャパニーズにあまり馴染みのない私ですが、これは見つけたら欲しい一本ですwやはり加水後に本領を発揮しますね。
@銀牙


グレングラント Glen Grant 21yo 1958-1979 OBグリーンボトル (G&MではなくOB表記)(86Proof)


土っぽいピート感とうっとりする様なシェリー、へたっている感じは無くボディもしっかり。
これももの凄く美味かったです!
おかわりいただいちゃいました。
@ガースー

しっかりしたシェリー由来要素の奥から、ガースーさんおっしゃるように土っぽさ、
決して焦げではなくヨードでもなく、燻製された麦質がしっかり。加えてスミレ。
フィニッシュで果肉的イチゴ。
正直なところ全体的バランスでこれ以上のグラントはなかなか思いつかない。
スミレのファーストインパクトではメゾン50thもあったが、突出した芯の強さに加えて、
風味の豊かさを総合すると、21年というベストな熟成期間だった本ボトルを、自己最高グラント
に挙げたい。他のボトルであって、このグラントには少ない要素としては、りんご飴っぽいところ。
これが出る角瓶白キャップは多い。
@タケモト

高貴なシェリーに、スペイサイドのオールドピートとグラントらしい紫の要素があり、妖艶で艶を感じられる素晴らしいボトル。とにかく最高でした!
@銀牙


グレングラント Glen Grant 20yo (43%, Director’s Reserve)


上のグラントを飲んだ後に飲んだのがいけなかった…
充分美味しかったですけど。
@ガースー

豪華別付けデキャンタ+BOX効果もあってか、非常に高い市場評価を得ているボトル。
20年熟成で素晴らしいグラントであることは間違いないが、突出した魅力を
伝えるにはパワー不足だったかもしれない。しばし変化にも期待してみたい。
@タケモト

58のグラントを頂いた後だったので、印象が薄いですw
それでも完成度は高く、美味しいグラントでした。
@銀牙


グレングラント Glen Grant 25yo (40%)

比較として出させていただいた80年代ぎりぎりスクリュー時代のグラント。
もちろん悪くないが、らしい濃厚シェリーの魅力に欠けるのは仕方がない。
ただ、25年熟成原酒で、他の2本とも蒸溜年的には大きく変わらず、
そのナチュラルな芯を見極める、大事な役割を果たしてくれました。
@タケモト


グレングラント Glen Grant 38yo(笑)


フェイクです、どうもごちそうさまでした。

一応ウイスキーではありました、若そうな感じ。
ウイスキー○クスチェンジでつかんだフェイクはどれも一応ウイスキーだったとか。
ウイスキー○クスチェンジが悪いことしてるとかじゃないけど。

フェイク対策的なお話をくりりんさんが。
@ガースー

残念ながら掴んでしまったフェイク。おそらくグラントでもなさそうな90年代流通ぽい、
瓶内変化を経てアルコール分離は感じられない何かのウイスキー。

購入時のT○Eの写真とは別物が来てしまったのは残念だった。フェイクがらみの記事も近々
まとめておきたいと思います。
@タケモト

残念ながらフェイクでしたが、一応ウイスキーでした。
若さを感じますが、ブレンデッドなんでしょうか?
@銀牙


グレンリベット Glen Livet 15yo (45.7%)

参加していただいた銀牙さんがボディ部分の王道的麦質に
どういう反応をしてくれるのか知りたくて出させていただきました。
@タケモト

豊富な麦感に加水と思えない力強さのあるリベット。
ピートもしっかりあって良い厚みがありました。じっくり向き合ってみたいボトルです。
@銀牙


グレンリベット Glen Livet 15yo (57%, G&M)


これいただいたっけな?
リベットのありがたみの無さは異常wwwとか話していた気がします。
確かにボトラーズでリベットが出ても何かそそられないですねえ。
@ガースー

残念ながら私も未飲。。。
くりりんさんご持参ボトル。
@タケモト

バランスの良さが光るリベットらしいリベット。普通に美味しい。
@銀牙


グレンリベット Glen Livet 15yo (46%, G&M)


銀牙さんお持ちこみの特濃リベット。
色通りのドシェリー
余韻にかなり樽感が残る感じ、好みが分かれるかも。俺は好み。
@ガースー

外見からはとても濃厚で、オークションなら敬遠しそうな色ながら
これは間違いなく本物。醤油、みたらしの一歩手前という香りから
飲むととても穏やかに広がる巨峰系果実。まさしくこれはカウダー64
やSBOB64日本向けと共通したシェリー樽ニュアンス。
樽由来成分の表皮奥から各要素を探す楽しみ。
@タケモト


エヴォンサイド AVONSIDE 8yo (100Proof, selected for Edward Giaccone)


一口いただいたが結構酔いが…
@ガースー

100プルーフであることに何より価値がある、ジャッコーネエイボン。
おそらくほぼリベット。ただ昔からこのナチュラルカスクかつハイプルーフが希少リリース
であったために、余韻の樽感からかブレンデッドだとかヴァッテドだという噂があったもの。
度数の高さと中身のシンプルさからシングルモルトかつ少数ヴァッティングカスクストレングスであろうと思われます。
昔は60度越えでも上限100プルーフみたいなところもあったり、体感的にもかなり高度数なので熟成年数の少なさ
と合わせて考えても60度近かったのではないかと。
8-9年の短熟、60度近い度数、かつナチュラルカスクはボウモア69等、当時のジャッコーネが好んだボトリング形態。
ただファークラス、クライネリッシュなど蒸留所やボトラーの規定リリースの一部に無加水のみ要望したものも多く、そうした場合実際加水併売されているが、無加水の方を強調するためか、加水エド&エドにはジャッコーネセレクトらしさが見受けられにくい。さらに言うと、サマローリのギリー71は8年かつほぼ60度でありながら、濃厚シェリー樽。この対比は興味深く、同じイタリア人で、同国ではグラント5年が最も売れていたなど短熟愛好顕著な背景があることも、こういったボトリングを生み出してくれた理由かもしれません。
@タケモト


リンクウッド Linkwood 14yo (60.8%, Sestante, yellow/purple label, 75cl) c1985

スッとする様な木の感じ、こういうのを高貴というのだろう。
凛としていて非常に好み。
@ガースー

WLイベントでもう4本目。個人的最高評価のリンクウッド。
かつてウォレスミルロイ氏がスコッチ最上蒸留所と評したリンクウッドも、どうも最近そのような扱いをされておらず、いわきを初めて訪れてくれたドリンカーには必ず勧めているボトル。
香木、和三盆、短熟ハイプルーフで、濃厚シェリー仕上げ。
今回初参加の銀牙さんに飲んでいただきたく出しました。
@タケモト

これは体調的に厳しかったので香りだけ。
特徴である華やかな香木感がとても印象に残りました。次回は飲んでみたいです。
@銀牙


マッカラン Macallan 33yo (43%, G&M, 75cl)


素晴らし過ぎる。
時間が経つにつれ甘く芳しい香味が広がる。
甘みは桃など熟したフルーツと麦が合わさっているイメージ。

非常に滑らかな口当たりだがボディもしっかり、
割とはっきりと土っぽいピートが奥から出てくるが一体感がある。
美味すぎる。
@ガースー

もうどうしようもないマッカラン。33年の同一ボトルは38ー71と42ー75が確認出来ており、一応の参考にスリースターなので前者の可能性が高いのではないかというボトル。33年熟成でも、この年数表記デザインが異なるものは他に複数あります。
とにかくイチゴ果肉、淡いトロピカルな樹脂、半端ない伸び、それほど強くないシェリー濃度。燻製されたアーモンドナッツはなんとも上品に麦成分と融合して染み込む。例えるなら50年代蒸留のオフィシャルマッカランにはどれにもなかったトップノートで、どれにも共通にある余韻。やや黄色っぽい桃系樹脂部分がどうにもこうにも個性的。
これまで60年代蒸留への思い入れからゼファー種推しだったものの、本ボトルとホワイトラベルのせいで、アーチャー種も素晴らしいと強烈に思い知らされた一本。
過去10傑に必入、加水限定なら3傑確定。
@タケモト


マッカラン Glen Avon 15yo (40%, G&M for Sestante, +/-1980, Macallan)

穏やかで落ち着ける味わい。良いマッカランでした。
@銀牙


ロングロウ Longlow 1973 (53%,Samaroli,75CL)


不遇な目に遭い続けたロングロウwww

ピートも良い感じで美味しかった(笑)と言ってはいけない気もするが
滋味と言うのかな、じっくり飲んだら良さそう。
@ガースー

濃い旨味と心地よいピートがあり、美味しく頂けました。
不遇なロングロウらしいですが、私は好きですよw
@銀牙


スプリングバンク Springbank 28yo 1955/1973 (43%, OBデキャンタ)


すげー好みの香りだった、まさに“モルトの香水”かと。
ボトルデザインから受けるイメージなんだろうか、香りがキラキラと輝いている気すらした。
味も素晴らしかった。
@ガースー

ローカルバーレイに通じるものがあり、湧き上がってくる力強いフレーバーが印象的でした。
@銀牙


スプリングバンク Spring Bank 1978 (58.9%,Cadenhead’s,cask#195)

酸味と甘みの強いバンク。
これも相当に美味しい、柑橘の酸味とシェリー由来のコクのある甘さが素晴らしい!
@ガースー

体調的な理由で一口だけでしたが、珍しい味わいのバンクでした。
@銀牙


スプリングバンク Springbank 15yo (46%, OB, BigS, 75CL)

スプリングバンク Springbank 12yo (46%, OB, BigS, 75CL, early 80′s) Campbelltown Malt 表記

今回この2本はほとんどいただけませんでした。

ベリー感や塩気、クリーミーさが感じられるこれぞバンクといったボトル。スムーズで飲みやすかったです。
@銀牙


モイダート MOIDART 12yo (43%)


バンクを使用しているオールドブレンデッドだという話。
ゆったりまったり家飲み向け、落ち着ける味、普通に美味しい。
@ガースー


ブラドノック Bladnoch 23yo 1966/1989 (50.8%, Dun Eideann for Donato Italy, C#1636) 1966.3.22.-1989.10 Btl No.158 75CL


非常に大きな感動を与えてくれた1本。
香りから非常に上質、ローランドっぽい粉っぽさというか、草や紙っぽさはあるんだけど嫌み無し。
コニャック的な葡萄の甘さ。
炭酸感…というか個人的には上質な粒子というのかな?上質な粉っぽさが口に広がるってイメージ。
これは美味い!!

イントレの75もすごく好みだったけど、あれとは別系統ですごく好み。
@ガースー


グレンギリー Glen Garioch 1971 (59.6%, OB for Samaroli, 2280 bottles, sherry, 75cl) 2159/2280

ピートとシェリー、アルコール感の力強さが絶妙。
初めて飲んだ時は「何これ?ラフロイグ?」と思ってすみませんでした。

今回はピート感とそれ以外の要素がハイレベルで同居しているボトルを結構いただいたが
これはそういうボトルの最高峰かと。
@ガースー

これは個人的に初日で一番のボトル。シェリーとピートの融合感が素晴らしい。だいぶ落ち着いていたと思われるので、余計に美味しく感じられたのだと思います。
@銀牙


オールドプルトニー Old Pulteney 18yo 1970/1988 (56%, G&M for Sestante, 75cl) High Proof


グレンカダム Glencadam 13yo 1974/1988 (61.1%, G&M for Intertrade, 435 Bts., D09/’74 B07/’88, 75cl)

これは美味い…柑橘感のある上質なカスタードクリーム。
アルコールは確かに強いが嫌み無し、濃厚な甘み、非常に好み。

シェリーなどの飾り気のあるボトルが多い中、これは飾り気なく美味いよね。
という話をしていたがその通りだと思う(これが地味とかっていう意味でなく)麦感というかクリーミーさを楽しめた。
これもかなり好みだ、欲しい。
@ガースー

最高のカダム。まさにクリームオブバーレイといった感じでリーデルとの組み合わせは破壊力抜群でした。これは確実に買いますねw
@銀牙


ボウモア Bowmore 32yo 1968 (45.5%)


いつぞやのメインボトルが普通に出てくる…これがWLか…
相変わらずめちゃ美味いです。

中盤からの開きっぷりが素晴らしい。
@ガースー


ボウモア Bowmore NAS ‘Deluxe’ (70 proof, OB Dumpy brown bottle, gold label)


状態がかなり回復?したらしい1本
もさっとした感じは少し見受けられたが中盤からボウモアらしさを感じられた。
@ガースー


ジョニーウォーカー Johnnie Walker 青 (43%)


ジョニーウォーカー Johnnie Walker 黒 (43%)


そういえばでも何でもなくブレンデッドってあまり飲まないです。
甘口で濃い口が好きだからでしょう、当たり前ですが高度数ってありませんしね。

ただたまに飲むと美味いな~と発見もあったり。
カティとストラスコノンは好きです。
@ガースー


ハイランドネクター Highland Nectar (70Proof)


タリスカーが使われているとのブレンデッド。
穏やかで土の様なピート感が素晴らしい、普段家で飲むならこれくらいのピート感が好みです。
麦感もしっかり有り、家でまったり飲みたい。
@ガースー


I.W.ハーパー I.W. Harper (86Proof)


くりりんさんの言う通り“艶っぽい甘さ”それは確かに有り、味は結構好み。
口当たりも滑らかで~というか驚愕のボディの無さ(笑)

バーボン久しぶりに飲んだ。
@ガースー


非常に簡単かつ、いい加減と言われても仕方のない様なコメント。
飲んでいる時は真剣だったんですが(笑)

今回はグラスを2種類ご用意いただきどちらのグラスが適しているなどと言う話も面白かったです。
私もグラスは好きですが、見た目と予算ありきで選んでいるので
ああいうグラスを使わせていただいて勉強になりました。

自分が持ちこんだコニャック2本。1本はコルクが砕け落ち、
もう1本の“誰も飲んだこと無いだろう”とドヤ顔で持って行った1本は2名飲んだことあり(くりりんさん保有)という
何とも申し訳ない感じだったのですが、勘弁してくださいませ。

今年も一年お世話になりました。また来年もよろしくお願いします。
@ガースー

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