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OBあかし12年 “Peated malt” Sherry cask 50%

江井ヶ島酒造株式会社
ホワイトオーク
あかし12年(ピーテッド)

White Oak
AKASHI(Peated malt)

AGED 12 YEARS
500ml 50%
Distilled: about 1998
Bottled: 2010
Total Bottle: 2000
Cask type: Spanish oak sherry cask

価格:5000円
スコア:62点
テイスティング:オープンテイスティング


香り:中華料理屋のメンマと鶏がらスープ。やや動物系の脂っぽさに、少し焦がしたような硫黄のニュアンス、
ピート、シェリー系の香りと混じってカブキ揚げのような独特の香り、消毒薬とアルコールも適度にあり、
グラスにステイさせることで、ピートの裏からより複雑なフレーバーも感じられる。
スコッチモルトでは感じたことの無い不思議なフレーバーだ。

味: 50%を感じさせない口当りから若干ヨードを含む、メンマ、和風だし、焦がしたシュガーラスク。
甘くラムレーズンのような甘酸っぱさも感じたかと思うと、中間からはピートをしっかりと感じる。
鼻抜けはピートスモークしっかり、ほのかな甘さも抜けていく。余韻に掛けてはピートのビター感と、
喉奥に動物系の脂っぽさ、醤油、舌上はややべったりとしてキャラメルや樽材の印象もある。
スパイシーで余韻は長い。ピートのビターさが抜けた後は紅茶のようなフレーバーが口奥に残る。


一言で言えば”中華料理屋のメンマと鶏がら醤油スープとピートスモーク”、不思議なフレーバーだが
これまで販売されていた江井ヶ島蒸留所の“あかし”シリーズから比べれば、完成度は高い。

江井ヶ島酒造は、瀬戸内海に面した港町のちょっと奥まったところにあり、まさにアイラを思わせるロケーション。
その待望のピーテッドモルトが、この江井ヶ島蒸留所最長熟成の12年にして、おそらく今後そう簡単にリリースされないであろうモノ。
というのも、江井ヶ島の原酒ストック状況は、白ワイン樽フィニッシュをかけている12年モノが数樽ある以外は、
3年ものが主体とのことで、将来が楽しみなモルトがリリースされたというのに、残念な限りである。

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