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Whiskylink 写真部&鉄道研究部 第2回

前回からの続きで、今年5月に淀川河川敷で撮ったもののご紹介です。

前回同様、上淀川鉄橋を渡るJR の車両達を紹介致します。

223系の新快速、堂々たる12両編成。1995年登場で、関西の方には御馴染の電車です。最高速130km/hで敦賀又は米原・長浜方面と姫路・網干・播州赤穂方面を結びます。新幹線すら脅かす事もあります。JR の一般型電車の中では、最強の存在とも思われます。これとタメ張れるのはJR 東海313系でしょうが。

新快速に使用されるのは1000&2000番台です。ステンレスボディに白・茶・ベージュ・青の帯を巻き、52系の関西急電を想起させるテイストになっています。

ただ、新顔の225系の増備が始まり、新快速の座を225系に譲って行く事になるでしょう。223系は通算5代目、225系は6代目になります。初代=113系、2代=153系、3代=117系、4代=221系。1970年代の2代目新快速は急行型の153系を使用し(1972~79)、ブルーライナーという別称もありましたが、40代以上の人にはこの153系の印象も強いのではないでしょうか?私も1回乗った記憶があります。

4代目新快速だった221系。223系にその座を譲り、快速としての運用はありますが、今では東海道・山陽線以外への転属も進んでます。JR 発足から2年、バブル全盛だった1989年に登場し、最高速度120km/hを誇り、新快速にグレードとスピードの両面で進化を齎す等、アーバンネットワークの基礎を築いた功労車です。

因みに、この画像の右側が3代目の117系・しかもオリジナルのカラーリング。1979年に登場、シティーライナーの別称がありました。もろに関西急電のカラーです。国鉄近郊型で初の転換クロスシートを装備する等、私鉄との競争を意識し、epoch-making な車になりました。更には京阪神に留まらす、中京圏にも勢力を伸ばしました。

中京圏では先日引退した様ですが、近畿・中国では一部の路線でその雄姿をまだ拝めます。( 去年11月・山科駅にて )

 

2005年より導入されている、主に緩行用の321系。福知山線の大事故で汚名を受けてしまった207系の後継車です。7両編成では6M1T になりますが、0.5M システム=台車2基の内1基のみが動力台車なので、実質上3M4T です。

次回登場の207系同様、京阪神緩行・福知山線・東西線・学研都市線と幅広く運用され、東西線剛体架線対策でW パンタ、東西線走行時は2基使用です。

 

 終焉迫る183系、しかも国鉄色。福知山電車区のB 編成・800番台。雷鳥/しらさぎ用の485系を直流専用に改造したものです。同電車区のA, C 編成は廃車が進んでいます。特急こうのとり等の運用に就いていますが、新型車287系の増備によって、置き換えが進んでいます。 

 2回に収まり切らないので、第3回もやります。酒関係の記事はその後アップします。

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