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りゅうたに@射命丸のスコットランド旅行記(アイラフェス編) その19

5/26 その5

・ブルイックラディ蒸留所


ブルイックラディ蒸留所に到着。あまり時間がないので、買い物だけする。
以前から「なんでブルイックラディってこんな変な水色のロゴを使ってるんだろう」と思っていたのだが、じつはこの妙な水色はブルイックラディ蒸留所の前の海の色だということを知った。


ショップ。”THE BOTANIST ISLAY DRY GIN”とブルイックラディの各レンジがピラミッド状に積まれている。
グレンリベットのオブジェと同じ匂いを感じる。


ジム・マッキュワン氏がいたので、購入したアイラフェス限定ボトルサインしてもらった。
氏の前には募金箱が置かれており、ここに2ポンド入れるとサインしてもらえるシステムだ。被虐待児童を救う活動をしている団体への寄付になるらしい。イギリスは離婚が多く(ほぼ5割)、それに伴って不幸な幼少期を過ごす子供が増えていて、社会問題になっているらしい。

 

 

 

・ボウモアで買い物&昼食

ブルイックラディを出て、ボウモアへ向かう。ボトルの梱包資材が無くなってしまったので、ガムテープを買ったり、ダンボールをもらったりするためだ。お腹も空いたのでなんか適当に買って食べることにする。


スコットランドには「co-operative」というスーパーが各所にあり、ボウモアにもある。


赤身の牛肉。ステーキに使えるような部位だが、1キロ9.49ポンド(約1300円)だ。
こういう国から牛肉を輸入すれば日本でも美味しい牛肉が安く食べられるのだが、日本では国内産業保護のために牛肉の輸入は自由化されていない。ひどい話だ。


購入した生ハムセット。120グラムで3ポンドは安い。
これとパンを購入して、みんなで車内で食べた。

 

 

 

・ポートエレン ポストオフィスにて発送

次にポートエレンのポストオフィスに向かい、ボトルの発送を行う。
実はボウモアにもポストオフィスはあるのだが、何故かボウモアから発送した荷物はロストする確率が非常に高いことが経験的に知られており、絶対に使ってはいけないと言われているのだ。


ノムさんとわかまっさんが発送している間、ポートエレンの街を散策。ようやく天気が落ち着いてきて、散歩出来るようになった。
海岸沿いの道に、家がずらっと並んでいる。海岸沿いには芝生が敷き詰められており、ベンチに座って海を眺めることも出来るようになっている。静かでいい街だ。

しばらく歩いてからポストオフィスに戻ると、ノムさんとわかまっさんが職員と何やら深刻な顔で話し込んでいる。

りゅうたに「どうしたんすか?」
わかまっさん「あーりゅうたにさん、ちょうどいいとこに来てくれた!」
ノムさん「代金をカードで払ったんですけど、カードがちゃんと使えないみたいなんですよ。」
りゅうたに「なるほど、ちょっと話を聞いてみますね。」

僕が話を聞いたところ、以下のような状態だった。

・カードで発送費の支払い手続きを行ったのだが、上手く行かなかった。
・もしかすると代金は引き落とされてるかもしれないが、引き落とされてないかもしれない。営業時間の関係上、明日にならないと分からない。
・代金が引き落とされてるのであれば問題ないのだが、引き落とされてなければ発送はできない
・荷物は発送手続きが済んでしまったので、もう返せない(返すとロストになってしまう)

とても面倒な状態になっているようだった。明朝にはアイラを発ってしまうので、明日の確認を待って、もう一度ポストオフィスに来るわけには行かない。荷物を返してくれと行っても「もう返せない」の一点張り…。
結局、解決案として、
「現金で発送費を置いて行くから、もしカードで代金が引き落とされてなかったら現金で発送する。カードで引き落とされていたら、現金は日本に返送する。」 
という形にした。

そうこうしているうちに夕食の時間が近づいてきたので、ポートシャーロットホテルへ向かう。
今夜はウィスキーディナーだ。

次回、ポートシャーロットホテルにてウィスキーディナー。

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