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【Blind Tasting】【23-01-D】 Oban 19yo (59.8%, The Manager’s Dram, B12/’95) 1995

第一回ブラインドテイスティング・イベントにご参加いただいた皆様、スコアならびにコメントをご返信頂きましてありがとうございました。

サンプル・ボトル【23-01-D】につきまして、スコアリングとコメントを本記事にまとめて公開させていただこうと思います。

当初スコアのみを公開しようと予定していたのですが、多くの方からコメントと予想を書いていただけたので、お寄せいただいた方からスコア順に掲載させていただこうと思います。

テイスティングコメントは引き続き募集いたしております。お寄せいただき次第、当ページにまとめを作成致します。

(誤解を招かないために:主催者が当初はスコアのみで大丈夫ですと申し上げておりましたので、現段階でコメントが掲載されていなくても全く問題ございません。)


【ブラインド・テイスティング・スコア】


adamo 氏

【コメント】まだアルコールがたっているが甘味がしっかり溶け込んでいる。バナナ系と麦の甘美にほんのりハニー。加水で麦感がます。

【蒸溜所予想】これが実にわかりません。バーボン樽、55-60%、15-20年?アルコール感の割りに味がしっかりのってるし。オールドボトル?甘味から一瞬70年代ブナハーブン?と思ったがアルコールまだ強いし。お手上げ、試験だったら適当にグレンキースって書くかな?


Campari 氏

【香り】香り 干し草 シリアル 煙 アルコール

【味】クリーミー 甘みから辛みその後また甘みが戻る

【余韻】甘味としつこくない渋みが舌奥両サイドにとどまる。香りの余韻というより味わいの余韻


led 氏

【評価方針】主な重視ポイントは、アルコール感のなさ、好みのフレーバの有無と明確さ、複雑性(含んでからフィニュッまでの変化)、再飲欲望値です。

テイスティングは1回目は注いで3分くらい、2回目は20分~30分で行っています。

まだまだ模索段階でこれ!っと落とし込んだ物がまだありません。
標準値は50のイメージです。私の場合アルコール感があったらもうその時点で50点減点のような感覚があるのと、昨今の海外のノートで80~95辺りが団子状態になっているのがどうしても許せなくて・・・。

同じものを後から飲んだ時に気楽に±5点くらいはいじれる評価点数にしたい所。

【香】南国フルーツ、花

→1回目:注いで3分くらい

【ファースト】蜂蜜、花、レザー

【ミドル】南国感、レザー

【フィニッシュ】レザー

→2回目:注いで20分~30分

【ファースト】蜂蜜、花、南国感

【ミドル】レザー

【フィニッシュ】南国感(戻ってきた)

【重視ポイント】アルコール感なし、バランス感、南国感、蜂蜜感

【予測】ローズバンク
1969 25 チーフティンズチョイス?でも、レザーより甘さが先行してるので違うかなぁ。
甘みと南国感の広がりが控えめなのでGMメゾンの2112ではないと思うんですが・・・。
(ボトル見たとき色でそうかなって思っちゃったからその印象を引っ張ってしまったかも。)
以前飲ませていただいた15,20ゼニスとはフレッシュ感が少ない点が違う気がします。
古さも若干感じるので60年代後期で20年前後の知らないロースバンクかな・・・と。


goblin 氏

【香り】雨(ぬれた土)の匂いと灰を感じる。あまり匂いに特徴を感じない。

【味】アーモンドと煙、それに少しの出汁(肉系)がバランスよく、上手く一体化している印象。面白いのが味わう場所が喉であって口内ではない点。

【コメント】喉で味わえるという点で面白く、美味しかったです。
今回はA→Dの順で一辺にテイスティングをし、点数をつけたので、D→Aの順で行うとまた違うかもしれません。


七夕DIVER 氏

【コメント】麦の甘さ。ダークチョコやオレンジマーマレード、キウイのような酸。
グレントファースではないでしょうか。最近のものならTWA?いやOMCに近いものがあったかな。


ryutani@shameimaru 氏

【香り】麦、少し梅? 難しい

【味】とても甘酸っぱい、その後麦、これまた難しいがすごく美味しい

【フィニッシュ】麦感が残る

【蒸溜所】ロイヤルブラックラ…?ブナハーブン…?カリラ…?正直言って分からない。

【蒸溜年】不明

【熟成年】分からない…

【アルコール度数】43%~48%

【樽】リフィルバーボン?自信ない。


くりりん氏

【予想度数】57%

【予想ビンテージ】1980~1985

【予想熟成年数】25年

【予想貯蔵樽】バーボンホグスヘッド

【香り】アルコール感、スーッとするメンソールのような鼻への刺激、生渇きのピート、若干のエグミや苦味の奥にはほのかに蜂蜜、蒸かしたサツマイモを思わせる甘さ、甘さは時間と共に前に出てくる。また海をイメージさせる透明感のある塩っぽさも感じられる。

【味】ピートの苦味と共にレモンピールのような酸味と若干ワクシーな甘さ、麦芽が感じられる。ボディはさほど厚くは無いが、バランスは良い。ピート感は余韻までそのまま続き、ヨード、ドライで口奥にスパイス、塩っ気も伴うが後にはシロップのような甘さも続く。

【コメント】正直この手傾向のあるモルトはあまり好みではないのだが、このモルトは全体的にバランスが整っており、納得させられる仕上がりだ。

ブローラ、ポートエレン、それも80年代のこれらが好みである人ならストライクゾーンに入るボトルであるように感じられる。

【蒸溜所予想】まさかとは思うけれど・・・ポートエレン・・・でなければブルイックラディ


palace 氏

【香り~ファースト】ほこりっぽさ レモン

【味】バーボンのクリーミーさ レモンからビターに変わる。 ポテンシャルを感じる 全体的にはおとなしい。 アルコールもなめらか 最後は、糖蜜


T.M. 氏

【香り】
シロップのような甘い香り、青菜の爽やかな香り、白菜、白い花、少しセメダイン、
しっかりモルティ、クリア、複雑さはあまりなく若干ニューポットのニュアンス

【味わい】
やや若い印象だがオフフレーバーは感じない、ヴァニラ、フレッシュな柑橘、ヒリヒリとスパイシー、複雑ではないが嫌味がなく美味しい、ミディアムボディ、ややスパイシーだが甘味のしっかりしたフィニッシュ

【総評】
少し若い印象だがクリアで嫌な要素がなく普通に美味しい。

【予想】
リフィルバーボンカスク、10~15年熟成。クレイゲラキあたりだろうか?

【コメント】ニューポットのようなやや若いニュアンスも感じましたが、シロップのような甘さや白い花、青菜のようなさわやかな印象もあり、複雑ではないですが普通に美味しいと思いました。


kovayahn 氏

【aroma】 水飴、レモン、酢酸エチル、雨の降り始め、経時で微かにミーティさとミルキーさ

【flavor】 麦芽、杯蜜、黄桃、柑橘、マシュマロ。微かにタンニン

【finish】 アルコールの甘さと苦さ


kssi 氏

【コメント】クライヌリッシュか、ブローラの加水タイプか? ピートを感じられなかったので、クライヌリッシュなのでしょうか? それとも全然外れか?


シングルモルト見習い 氏

【評価基準】基準としては、最低限お酒として自分が飲んでもいいと思える物を60点、グレンリベット12年(OB)を70点で、自分が好きで、また飲んでみたいと思う物を80点、人に自信をもって勧められるものを90点としました。


よっち 氏

【香り】人工香料・出来の悪いカスタードクリーム・花の蜜・セメダイン・軽いパフューム

→テイスト

【ファースト】とにかく出来の悪いカスタードクリームが鼻につく、乳酸の香りと味の素、クミンを感じまとまりがなく、アルコールの強さのみ。

【10分後】不思議にバナナ香と砂糖の甘さがきて良くなる。

【30分後】変化は薄い同じ味わいと香りが伸び心地良い。

【1時間後】ニューメイクのような麦麦しく、若草や藁。おしなべてバランスが取れていない、色んな物を詰め込みすぎて喧嘩しているように思える。30分後の1瞬を見つけるのは難しいかと。