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グレングラント Glen Grant 33yo (40%, G&M Licensed bottling, 75cl)


タケモトカツヒコ (プロフィール


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
opentasting

【短評】煮詰めたアップルパイ 青リンゴ 紅茶のような香り ボディは口の中で浮かぶよう スパイシー ミルクティーの余韻


【SCORE】BAR飲みのため非公開


【ファースト】上面発香勢いあるが、他に比べると3番目 燻製 ガトーショコラ  青リンゴ  かすかに焦げていながら煮詰めたアップルパイ  時間と共にストレート紅茶

【ミドル】 膨らむというよりは、フィニッシュ連結  染み込むというよりは浮かんで漂う  焦げた麦  少々のざらつき

【フィニッシュ】 ミルクティーの飴 ザラメ砂糖のコーティング  スパイシー  最後の余韻に燻製感  ピリピリとした唐辛子


グレングラント G&M ライセンスドボトリングの33年。

45年がバイオレットシェリー、38年がオレンジやイチゴ、ビターチョコレートのような印象ならば、33年は「アップルパイ」のような食欲をそそる香りがします。

上面発香も3本共通してしっかり。

ボディに来て40度加水の先入観から「しみ込んで」くるかと思いきや口腔内で軽やかに漂う感じの印象です。しっかり燻製感もあって、焦げた麦感もあります。

フィニッシュこそパワフルではありませんが、時間と共に甘みが増してきて麦と共鳴。ミクルティーの飴を舐めているかのようなフレーバー。

何杯でも飲みたくなる1本、というのなら3本中でも抜き出ていると思います。