注目キーワード
  1. Bowmore
  2. 1966
  3. Samaroli
  4. Sestante
  5. Intertrade

ハイランドパーク Highland Park 40y 1966/2006 (40.7%, Duncan Taylor Rare Auld, C#11009, 294 Bts.)


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
[opentasting]

タケモトカツヒコ (プロフィール



【短評】プリンやカスタードを思わせる素晴らしいフレーバー

【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:琥珀 これは素晴らしく個性的な香り レーズン バニラ顕著 カスタード プリン ブドウ 白ワイン アンズ アセロラ モンブラン 梅

【ミドル】:しみ込む すっきり端麗 時間と共に鉄分

【フィニッシュ】:返り優先 鼻抜けは穏やか すっきり ドライというよりも端麗 プラスチックのヒント


40年と長熟なためボディは確かに浸透するようなニュアンスがありますが、プリンやカスタードを思わせる素晴らしいフレーバー。

古くからハイランドパークで使われる仕込み水は硬水で、炭酸塩に富むとされていますが、これはもちろんニューポットを樽熟に適した 62度前後に加水するためにも使われていて、これがハイランドパークの芳醇さに一役買っていると思われます。

ハイランドパークの2回蒸留以上をいつか味わってみたいなと。ボディのエッジが立ったハイランドパークはどれほどのボディを体感させてくれるのかと想像を掻き立てられます。

ここまで甘みを含むかは微妙ですが、このフレーバーでボディの輪郭が立ち、透明感があれば最高だと思います。

グラスに残る香りはまさしくカスタード。