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ボウモア Bowmore 31yo 1968/1999 (43%, Signatory, Millenium Edition, C#3817, 238 Bts.) オークカスク

 

タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開


【ファースト】 :卒倒 濃厚な南国感 パパイア マンゴー パイナップル パッションフルーツ レモン オレンジ アルコール感も鋭い かすかに煙 生ハム サラミ 全体としては南国感の塊 66よりも麦感が充実しているが、塩っぽさは抑えられている 透明感のある甘み べっこう飴  これは素晴らしい 

【ミドル】:ボディは広がるイメージ 段差はなく麦感ものっている パイナップルのシロップ漬け マンゴー オレンジとレモンを足して砂糖漬け≒パイナップル? 程よい酸味 状態最高 

【フィニッシュ】:返りも素晴らしい 鼻抜けもいい 風味も圧倒的な南国感、探す必要がない 麦感も充実 甘みがベタつきがない蜂蜜のよう オレンジ レモン やや炭酸 酸味が程よい 余韻がとても長い


2010年1月13日

なんと表現していいものか。。。

50年代後半から70年代前半のボウモアには共通して南国感があり、異なるのがボディの麦感とピート感だと思います。

よく最高のボウモアという議題であると浮かぶのが50年代のシェリフ時代、そしてモリソン64、66、そして68。本ボトルもマッカランでいうところのパーフェクト時代に当たり素晴らしい麦感です。今回思いましたが、68はまさしくネクターです。ただボディの芯はさほど強くないのが熟成年数の長さか。。。

ピート感は濃度の濃い南国フレーバーによってむしろ抑えられ、スモーキーという感じがしません。同ビンテージでダンカンテイラーの瓶詰めもありましたが、本ボトルの方が開栓後まもなくで状態が良く、独特の炭酸感まで感じることができました。 南国感もより濃厚に感じます。