注目キーワード
  1. Bowmore
  2. 1966
  3. Samaroli
  4. Sestante
  5. Intertrade

グレンファークラス Glenfarclas 1961/2008 (45.1%, OB,)

 

タケモトカツヒコ

[opentasting]


タケモトカツヒコ (プロフィール


Brand: Glenfarclas – 1961
Bottlers: Distillery
Category: Whisky – Malt
Country: Speyside
Volume: 45.1 Vol.
Capacity: 70 Cl.

Description: White label with age printed in gold and coloured distillery picture – White capsule

蒸留所名
GLANFARCLAS
グレンファークラス
オフィシャル(OB)/ボトラーズ/インポーター

OB プレミアムカスク (J&G.Grant)

ビンテージ
1961-2008 (2つの資料に45年、46年熟成と異なる記載。おそらく後者と思われる)
流通年

2000年代後半 ドイツ向け 458本限定  ボトルナンバー:025  カスクナンバー:1+1319+1321 ファーストフィル オロロソ

度数/内容量/カスクナンバー
45.1%  70cl
ボトル形状 ボトル色 ボトル残量
トール瓶 透明 70%
総合点数
95(SGP:841)S for the Sweet/Fruity scale (honey, fruits, candy, raisins, vanilla, flowers…)
G for the Grainy/Grassy scale (porridge, yeast, grass, malt, wax, beer…)
P for the Phenolic/Smoky scale (farm, peat, sea, tar, spices, liquorice, meat…)

SGP各最大値は9

90-00年代初期 OB マッカラン12年 43°を80点とする
ストック/BAR
BAR
テイスティング者体調/当日摂取アルコール

普通/モルト2杯目

ファースト
濃い琥珀 強烈なシェリー香 干したブドウ 時間をかけてノージングすると徐々に植物(葉系)
10
ミドル
度数以上の分厚いボディ バターとレーズン 渋みと甘み 濃厚 時間がたつと麦 タンニン 木材系も
9
フィニッシュ

鼻抜け穏やか 返り十分 やはり重厚 やはりシェリー 渋みが嫌味ではなく徐々にクリーミーに感じてくる

9
エクストラ(その他) グレンファークラスは1836年に正式創業。しかしそれ以前1791年に描かれた絵により農場経営の傍らウイスキー蒸留を行っていたことが確認できる。6代にわたる家族経営(一時共同経営するも長続きせず、莫大な借金を負った)。ブレンデットには先がなく、シングルモルトにこそ未来があると考え、1969年ディスティラーズカンパニー(後のディアジオ)のブレンディングモルトから外すとの決断を好機にシングルモルト用のストックを拡大した。

1994年にはアメリカ・イリノイ州の人物から蒸留所宛てに、自分の父親が1930年代に1ケースのグレンファークラスを受けとったものが、そっくりそのままここにあるが興味があるか?との手紙が届く。内部調査の結果その1ケースは現存する最古のものとわかり、イリノイ州からファーストクラスのシートをその1ケースのために確保し、帰国した。現在もスペイサイドの秘密の場所に丁重に密封保管されているという。

 

当ボトルが同シリーズの3rdリリースとのこと。資料によると他の2つは

・Glenfarclas 30年 1961-1991 (43%, OB) 1991年リリース
・Glenfarclas 45年 1961-2006 46% 199本限定 Matured in First Fill Oloroso Cask (カスクナンバー 1318)

であると思われる。さらに異なるラベルで

・Glenfarclas 1961-2007 ファミリーカスク 46% 159本限定 (カスクナンバー4913)

もリリースされている。

10
加水
加水せず