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グレンオード Glen Ord 26yo 1962 (56.5%, Mizuhashi,75CL)


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【短評】クリーミーなボディ 乳酸~バニラ~ココナッツのようなフレーバーが個性的


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:蜂蜜 やや土っぽさ 樹脂 スイカ チーズケーキ ラスク ラムネ レモン バニラ アーモンド ナッツ 焼けたピーナッツの皮

【ミドル】:ボディはボトムがしっかり 焦げた麦 時間とともにクリーミーに変化(+) バニラ(+) ミネラル分(石・岩のヒント) 木材(+)

【フィニッシュ】:鼻抜け、返り共に素晴らしい(++) イチゴジャム ホワイトチョコレート ナッツ アーモンド 生姜 塩 海水


株式会社水橋のオード1962カスクストレングス。樽の提供はケイデンヘッド。

株式会社水橋とは六本木に存在するお酒屋さんである模様。 現在のところメインは日本酒・焼酎・ワインとあります。。。

オード 1962/1984 58度 ダッシー サマローリ

オード 1965 サマローリ ブーケット 40度

との共通点は、なによりクリーミーなボディ。

乳酸~バニラ~ココナッツのようなフレーバーが個性的です。

この特徴はGlenOrd 1969 Maltings 25th 1969蒸溜のボトリングでも感じ取ることが出来ましたし、Glen Ord 17y 1987 SMWS77.10 1987蒸溜のボトリングでもしっかり受け継がれています。

そう考えるとポットスティルやミドルカットの手法など、材料ではなく技量によるものなのかと。。。

ヴィクトリア王朝時代(1831-1901)から、現在のグレンオード蒸溜所がある地方では「危険な飲み物」とも呼ばれ、「豊かなコクのある」ウイスキーを生産していたといいます。

その答えがこのクリーミーなフレーバーだったのかもしれません。

モルティング施設として重要な役割を果たしているとはいえ、伝統的なオードのモルトウイスキーを今後も提供し続けて欲しいものです。