第1回ストイックブラインドテイスティング
bottle E
出題者：タケモトカツヒコ
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テイスター：あだも
印象：
1回目：良質なオロロソ樽熟成のイメージ、口に入れるとミドルに透明というか、空白な部分があり不思議な感じだ、なんだろう？アルコールは強くない。過熟感はない。フレーバーは全体に強くはない。オールドボトルの印象もある。 2回目、1回目同様の香りにほんのりピートを感じる。時間が経ったら、ミドルもしっかりつながっていた。
点数90点
予想
蒸留所： ドロナック？
蒸留時期：1960-1970年代
年数： 20年くらい
度数：43％
予想価格： 30000 円
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テイスター：ガースー
薫：
嫌みのないシェリー香、爽やかな葡萄、瑞々しい、時間が経つと桃?
軽くテリヤキソース、加水すると麦っぽさも。
熟成感もあるしアルコールも感じない。好み。
味：
口当たり柔らか、薄口レーズン、酸味、
余韻に向けてヴァイツェンの様な柔らかい麦感。
予想度数：
43%～46% 加水だと思う。
予想蒸留年：
?
予想熟成年数：
25年前後。
予想蒸留所：
ストラスアイラ/『加水で良いシェリー』って言ったらココかな?って。
GM25年ってこんな感じじゃなかったっけな?
グレングラント/イメージ
グレンドロナック/イメージ
希望価格：
＠13,000
得点：
85点
コメント：
シェリーが強くてよく分からん。
(シェリーが強くなくても分からないっていうのは置いておいて…)
『嫌みがなく』『甘い』とかなり自分の好きなウイスキー
度数の低さというか重さというか
もう少しどっしりしていたら更に好みだったと思う。
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テイスター：くりりん
予想蒸溜所：グレンファークラス、グレングラント
蒸留年：1968
熟成年数：30年
樽：シェリーバット
度数：50%
点数：93
理想価格：20000円
テイスティング：
香り：
ややまったりとしたシェリー香、黒蜜、プルーン、熟したベリー、カラメルソース、ほのかにナッティ、硫黄は感じられず、実に上質なシェリー感だ。
適切と思われる熟成年数で、樽による渋み、ビターさがアクセント程度にしか無く、
食べごろのフルーツのように自然な、かつ熟成がピークに達したコニャックのような艶のある甘さが感じられる。
味：
スムーズな口当たり、香りから来る印象そのままの上質なシェリー感で、カラメルソース、ビターチョコレート、プルーン、ブルーベリー。
ダークフルーツとチョコレートのどっしりとしたフレーバーが広がる。
中間はべったりとした、言い方は悪いがタルさがあるが、鼻抜けはしっかり。
フィニッシュはほどよくビターでドライ、少しピリッとしたスパイスと濃い紅茶のようなタンニンが口内を引き締め、喉の奥からシェリー樽由来の甘さが戻ってくる。
こってりシェリーであるが次の一口も美味しい、バランスの悪くない仕上がり。
総評：
最近はとんとお目にかからなくなってきたどっかんシェリー系モルト。おそらく詰めは90年代から2000年初頭だろうか。
サンプルCとは活き活きとしたシェリー感だが、それとは違う方向でシェリー樽の良さが出ているモルトであり、枯れる手前、熟成がピークとなって、落ち着きと艶のあるフレーバーが感じられる。
個人的にはスペイサイドでシェリーといえば、こういった形が王道であり、完成系であるように思う。
蒸溜所の予想だが、この手のボトルはブラインドテイスティングではテイスター泣かせの一本となることは言うまでもない。
ただ、シェリー感とフレーバーの組み合わせで考えると、筆頭は中間にあるタルさと全体のシェリー感からファークラスの60年代が思い当たる。そこにグレングラントが続く。
あとはスペイ、ハイランド系であればもう何が出ても驚かない(笑）
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テイスター：goblin
香り：
赤い葡萄、イチジク、レーズン
少しの土、プラム
味：
イチジクやレーズン、プラムから、ピート、土、
セメダイン、オイリーに変化。この流れは凄い
余韻：
ピートやオイリーさが続くが
時々高貴なシェリーを感じる。素晴らしい
蒸留所：
ポートエレン
熟成年数：25～30年
点数：90
理想価格：20000円
コメント：
最初はドロナックかとおもったけど、全然違った。
ここまで前半と後半で味が変化するモルトは経験がない
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テイスター：Ｔ.Ｍatsuki
・香り
明らかにオールドボトルのシェリー感だが活き活きしている。
コニャック様のブドウ感、カラメル、ダシ、少し醤油、やや焦げ感のある素朴な麦感、
先日のサマローリのトーモアにも通じる60年代蒸留80年代ボトリングのビッグなニュアンス、
プラム、アプリコットジャム、フルーツを煮詰めたような濃厚さ、紅茶、ブーケガルニ、
レザーやアンティーク家具、少し土っぽいピート感、ブドウ感は時間と共に増してくる。
ヴァッティングの気配を感じる複雑さがある。
・味わい
飲んでも厚みがある、焦がし麦と煮詰めたプラムなどのフルーツ、カラメル、少し炭酸、
ややスパイシー、ハーブ、若干の植物感、鼻に抜ける芳醇な風味、
香りの割に甘味はそれほど強くない、粘性も香りの割にはほどほど、加水だろうか、ほど良くタンニンっぽい渋味、
余韻は心地良いがそれほど長くなく、ミントのニュアンスを伴って消える。
・総評
60年代蒸留、80年代ボトリングのオールドボトルの印象。
サマローリ、イントレ、セスタンテ、ムーンなど全盛期のイタリアンボトラーを連想する。
シェリーカスクのヴァッティングと思われるが、香りの印象に比べて飲むとそこまで濃厚ではなく加水かもしれない。
ただ加水のオールドだとしたらオフフレーバーも少なく非常に状態の良いボトルと思われる。
加水として考えると、サマローリやケイデンヘッドの黒ダンピーボトルの加水ものにこういうのがありそう。
陶酔感のある香りで素晴らしいウイスキーだが、ハウススタイルはあまり感じられず予想するのは非常に困難。
とにかく、もう手に入らないモルト。
予想蒸留所①モートラック、②グレンマレイ、③グレンエルギン
蒸留年：1964年
熟成年数：18年
度数：46%
点数：92
カスクタイプ：シェリーバットのヴァッティング
妥当な価格：30000円
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テイスター：2chの人
【感想】
飲む前にすごく期待させる香りがします。
プラムのようなフルーティー、1960台の古き良きシェリーの香り。
味は・・・・ ちょっと苦手系。
余韻は薬草系の香りが鼻腔いっぱいに広がります。
酒質は良いのですが
飲み続けると蓄積される薬草のようなエグ味が気になります。
香りは本当に良い。うっとり
時間を掛けて飲むと変化を楽しめるモルトです。
【予想】
蒸留年は1965年前後
成熟30年超
シェリーカスク（ペドロヒメネス？）
50度前後
蒸留所予想はリベット、グラント、ロングモーン
【点数】
80点
15000円
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テイスター：りゅうたに＠射命丸
「香りや味わいなどテイスティングノート」
香りは素晴らしい樽感、シェリー系、嫌味のないぶどう、高貴、だけどモルティではない。
味はかなりまろやか、度数低め、モルトとは思えない味、でもバーボンでも無いし、アイリッシュやカナディアンでもない、多分ブレンデッド。
「蒸溜所 」
シーバスとかブルーハンガーとか、スペイサイド系のブレンデッドだと思う。
じゃなければもっとマニアックなジャパニーズとかそういうやつ。
「蒸留年」
不明
「熟成年数」
18-25年 もしかしたら長熟かも？
「点数( whiskylink方式)」
90
「妥当だと思うボトルの価格」
8000-12000
アルコール度数
43
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テイスター：あつし
蒸留所 :ブナハーブン
年数：40年以上
蒸留年：1960年代
点数 :86
価格 :18000
テイスティングノート
ぶどうと焼いた木の香り。若干のトロピカルフルーツからピートとべっこう飴
総合コメント
ピートのニュアンスからブナハーブンだと思った。
トロピカルフルーツが出ていたのがおいしかった。
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テイスター：T/D
コメント：ややもっさりした樽香、香木系、干しブドウ、黒蜜、ねばり、ＪＡＰＡＮＥＳＥの印象、
‘８０年代蒸留？
ポイント：８５ 理想価格：￥22,000
感じた蒸留所は山崎
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テイスター：hiro
香：スミレ、オールドのシェリー樽
味：べっ甲飴、ミント、後味に軽い渋み、加水は薄まるので向かない
蒸留所：グレンリベット
蒸留年：１９６０年代
熟成年数：２０年前後
点数：９０点
価格：２０,０００円
総合評価：オールドのスペイサイド。王道という印象。
