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Whisky link 自転車部 神奈川支部だより 4


皆さん、走ってますか?
気がついたらもう11月も終わりになってしまいました。
いわき支部のほうはおろし風がビュービューでしょうか。

 

さて、関東ではまさに自転車のベストシーズンが終わろうとしていますが、
この時期の走りの中で、くりりんはホイール、タイヤ、ビンディング等、走りのための装備をいくつか導入しました。
”だより5”は秋のヤビツ、箱根を紹介させていただくとして、今回はアイテムの紹介です。


 

まずホイール。

GIANTの低価格帯に付属している純正ホイールは、
前後あわせて約2.5kgと重い割に、耐久性がヤワで、回転も鈍い。そんな酷評ホイールは鉄下駄と呼ばれ、
さらに付属の28Cのマキシスのタイヤも350gというスポーツ自転車の中では重量級の部類。
鉄下駄にショック吸収のための分厚いゴムがついているような・・・

トレーニングには良いかもしれませんが、
もう一歩先に進むためには、せめてホイール一式は変えねばならぬところでした。

 

チョイスしたのは
・SHIMANO WH-6700
・パナレーサー Race TypeA 25C

WH-6700は3万円台のホイールとしては異例のクリンチャー&チューブレス対応の両刀使い。
軽量かつ回転も良く、コスパ良好なホイールとして多くの愛好家から支持されています。
また、チューブレスタイヤ用の構造であるため、クリンチャーでの使用の際はリムテープが不要、
通常のホイールに比べタイヤの着脱に難ありとの話でしたが、
初心者では着用が難しいとされるリムテープの作業が省略できるため、迷わずコイツを選びました。

タイヤはこれまた支持者の多いパナレーサーのスリックタイプ。
23Cか25Cで悩みましたが、100km超の距離を走ることがほとんどであるため、乗り心地を加味して25Cにしました。

注文後、モノはほどなくして到着。
Yahooショッピングで購入しましたが、
ホイールは41000→36000円
タイヤは11000→7500円
ショップ取り付けでないので、工賃0円、ぐっとお手軽。
ただ、初のホイール、タイヤ交換がWH6700というのは割と勇者かもしれません。

サイクルベースあさひのWEBページ記載のホイール交換手順を参照しながら、初のホイール交換にトライします。

【サイクルベースあさひWEBページ】
http://www.cb-asahi.co.jp/html/mente-tiretube1.html

 
タイヤのホイールへのはめ込み、序盤は比較的簡単です。
サクサク進みます。

ただ、半分を過ぎたあたりから徐々にゴムに硬さが見られ、ラスト20cmほどのはめ込みは驚異的に硬いです。
同社のエントリーモデル、R500はもっと楽につけれるんでしょうか。
パナレーサーType Aでこれなら、Type Dはどんだけ硬いんだ、考えただけでゾッとします。

これはタイヤレバーを使わざるを得ない、ということで、仕方なくタイヤレバーの登場、
残り20センチをはめ込んだところで

「プシュッ」

やっちまった・・・

よりによってラスト1回でチューブをレバーでひっかいてパンクさせてしましました。
しかも運悪いことにそれでタイヤがハマってしまい、今度は1から外す手順を踏まなければなりません。

これもパンクの時のチューブ交換の練習と思って、一度はめたタイヤを外し、もう一度つけかえます。

2度目の取り付けはうまくいきました。穴があいてしまったチューブは筋トレの道具として再利用しましょう。
続いてリアタイヤ、これも1発でうまくいきました。

指紋が無くなってしまった、指が赤く腫れて水泡が出来た、ウン時間かかった・・・等々、
取り付けに関して様々な武勇伝を聞いたWH6700ですが、
そう苦労することなくはめ込み完了できました。タイヤの種類も影響するのかもしれません。

ただ最後バルブのところにタイヤをはめるとき、必ずチューブを噛んでしまうんですが、なんかうまい方法ないんでしょうか。
タイヤを少し浮かせてバルブを押し込むようにして解消していますが、キズがついていないかとヒヤヒヤです。

タイヤのはめ込みが終われば、行程は半分以上終了したようなもの。
あとはR3から鉄下駄を外し、ついでにギア、チェーンを磨き、
新品ホイールを取り付け、ブレーキを調整し・・・
 

祝、ホイール交換完了!!

いやぁなんというか、ハデになりました。
赤がエグいですね。若干ミスマッチです(笑)。

今回の交換により車重は大幅減。
フロント:1500g→1000g
リア:1730g→1250g

約1kgの軽量化、これはキクでしょう。

そして気になる乗り心地、
予備のチューブを使ってしまったので、近所のあさひまで購入に走ってみましたが、
明らかに違います、軽さ、加速感はもちろんのこと、乗り心地も向上しており、変えたばかりのサドルが妙にしっくりきます。

また、速度も軽く30km/hに到達するようになり、純正ホイールはそこで回転が鈍くなって維持するために踏んでいく感覚なのですが、
このホイールは踏んでいくことで当然のように速度が上がっていく、
ホイール交換後、三浦半島の剣崎灯台までいってみましたが、50kmを1時間40分、ホイールの力の偉大さを感じさせられました。

 


ホイールを交換したら次はヒルクライムで絶大な効果があるというビンディングに興味が移ります。

ビンディング購入においては、タケモトさんから断然PSD-SLだとアドバイスがあり、
SPD-SL採用モデルからPD5700か、ULTEGRA PD6700か、価格的にあまり差は無いものの、悩みました。

だったらお求め安いPD5700でいいかと、心が安いほうに動いていた矢先、
Whisky linkのメカニック、あかめさんから「ULTEGRAのほうがいいよ」とオススメがあり、
即日、エイやでポチってしまいました。
(ヤフオク経由で落としましたが、ウィグルや国内通販最安値より1000円ほど安く手に入れることが出来ました。)

早速自宅で取り付けます。
親切なジャイアント直営店スタッフは、これでもかとペダルをがっちりはめてくれていたようで、取り外しに苦労しました・・・

靴はカーボンファイバーコンポジットソール採用のSHIMANO SH R105
たまたま伺ったY’sで、ラスト一足として値下げの値下げで美味しい価格になっており、
試着したところ、甲高デカ足のくりりんの足に奇跡的なフィット!!
運命を感じざるを得ず、お買い上げありがとうございました。

さぁこれで言い訳の出来ない装備になりました。
次回の箱根、ヤビツ秋の陣に続きます。