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ベンリアック Benriach 40yo (50%, OB, 265 Bts, 2007)


タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ
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タケモトカツヒコ (プロフィール


【短評】卒倒 湧き上がる白桃フレーバー ネクター 杏 マーマレード 層状で積み重なる果実、麦、シリアル感 ベンリアック最高峰の1本であることに疑いなし


【スコア】BAR飲みのため非公開


【ファースト】:卒倒 赤みを帯びた桃(++) 非常にフルーティー(+++) 桃のネクター ボウモアの南国感よりも白いイメージ 甘みが豊富 杏 マーマレード 焦げた麦 奥にほのかにレザー 時間と共にシリアル

【ミドル】:ボディはエッジこそ立っていないが、層状 とても深みがある(++) 焦げた麦 白桃 バナナの粘性のある甘み(++) 麦感よりは果実感が前面に出ている 程よい木材感

【フィニッシュ】:パワフルとまではいかないが、恍惚の果実感(++) 鼻抜け素晴らしい 白桃(++) 若干の胡椒 辛味は感じず、なめらかに喉元を通り過ぎる 喉の手前にフレーバーの塊


三宮にて。

ベンリアック40年 オフィシャルボトリング 50度。

香った瞬間から、怒涛の赤みを帯びた桃~白桃 濃厚な果実感とその甘味。

ボディはエッジこそ立っていないものの、60年代のカスクストレングスよりも麦感が豊富で、奥深く複雑なシリアルフレーバー。木材感も載っていて、この点は70年代中盤のベンリアックボトリングを思い起こさせる部分もあります。

嚥下すると非常にスムースで、恍惚の風味。しばらくすると喉の手前にベンリアックフレーバーの塊が出来ていて、数分間それに包まれながら会話ができるという、最高峰のウイスキー共通の特典が。。。

史上最高峰のベンリアックに疑いなし。

殿堂入り。