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マクダフ Macduff 21yo 1975/1996 (57.1%, Cadenhead’s, Oak cask)

タケモトカツヒコ
タケモトカツヒコ

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タケモトカツヒコ (プロフィール


【スコア】 BAR飲みのため非公開


【ファースト】:綺麗な琥珀  ディスク厚い 琥珀ー透明な層  和三盆  金平糖  ブドウジュース  

【ミドル】:厚みのあるボディ 寸胴  透明感のある和三盆の層の奥から、程よく焦げた麦 オイリー

【フィニッシュ】:ドライ  フィニッシュは切れ上がる  鼻抜けしっかり  鋭い印象  余韻は典型的なケイデンヘッド和三盆   フレーバーをコーティングする膜   ドライだが鼻抜け、返りと2段階 


マクダフ 21年 1975/1996 ケイデンヘッズ・オーセンティック・コレクション、グリーンボトル。

マクダフは1962年設立、翌63年に蒸溜開始。現在はバカルディ傘下のジョン・デュワー&サンズの所有で、OBは10年熟成相当が”Glen Deveron”名でリリースされています。

立地的にスペイサイドの東端に位置し、リージョン的にハイランドに分類されている場合も(本ボトルの表記もハイランド)多い蒸溜所。一貫してグレン・デベロンOBには”ハイランド”の表記がなされています。

グレンアギーとギリーは東ハイランドリージョンなので、マクダフは非常に微妙な位置ではありますが、「地理上の区分によるとスペイサイド地区内に存在」するようです。

典型的なケイデンヘッド「和三盆」「金平糖」の甘みから、麦感豊富で想像以上に分厚いボディ。オークカスク表記でありながら、干した麦感に「グレープジュース」のフレーバーが立つ様子に、少し前のグレンモーレンジOBを思い出しました。

フィニッシュはドライで、余韻は短いものの勢いがあり、2段階構成の盛り上がり。少数樽のヴァッティングなのかもしれません。